赤ちゃんは生後6か月ごろから離乳食を始め、ミルクやおっぱいから固形物を食べられるように少しずつ慣らしていきます。1歳を過ぎ卒乳をすると離乳食から幼児食へと移行する時期となります。幼児食になると大人と同じようなメニューで対応することができるので、お母さんも食事の準備が楽になるでしょう。今回は離乳食から幼児食へとスムーズに移行するために知っておきたい4つのポイントを紹介します。

カロリーは大人の約半分を目安に

幼児食は離乳食が完了した1歳半ごろを目安に少しずつ切り替えていきます。カロリーは大人の約半分を目安に、2歳ごろまでは900kcal、5歳ごろまでは1200kcalがベースです。これはあくまで目安ですので、子供の体格や運動量に合わせて調整するといいでしょう。全体のカロリーよりも、栄養バランスに気を付けた食事を提供するほうが大切です。以下の食品の目安量を参考に、様々な食材を組み合わせて提供してあげてください。

2歳児の1日の食品の目安量

・雑穀270g

・卵25g

・肉20g

・魚30g

・豆類35g

・野菜180g

・海藻またはきのこ10g

・いも類40g

・果物100g

・乳製品250g

・油類5g

味付けは薄めが鉄則

しっかり噛むことができるようになり、ある程度固いものが食べられるようになると、幼児食に切り替えた途端に大人と同じメニューを出してしまうことがあります。なんでも食べられるようになったからといって、大人と同じ味付けではまだ濃すぎです。子供の味覚は大人に比べると敏感で、ほんの少しの塩気でもおいしく食べることができます。幼児食のころから濃い味付けに慣れてしまうと、素材の味がわからなくなり好き嫌いにもつながってしまうのです。味付けは薄めが鉄則で、ほんのり色づく程度でOKです。

食べやすいように工夫を

幼児食に移行したばかりのころは、まだスプーンやフォーク、はしなどを上手に使いこなすことができません。上手にできないけれど自分でやりたいという気持ちが強く芽生える時期でもありますので、子供がひとりで食べやすいように工夫をするといいでしょう。スープ類にとろみをつけたり、ひと口で食べられるサイズにカットするのもおすすめです。手づかみでも食べやすいようにスティック状のおかずを作るのもいいでしょう。春巻きやフライなどを細長くすると食べやすいだけでなく、噛みちぎる力を養うことにもつながります。

生ものやナッツは3歳を目安に

離乳食が完了しても、まだ消化器官は成長途中です。刺身や生卵は消化するまでに時間がかかるので、消化器官が未熟なうちに与えてしまうと胃腸に負担がかかります。生ものは3歳を過ぎてから少しずつ与えるようにしましょう。ナッツは栄養が豊富ですが、歯ごたえがあるので丸ごと与えることは避けたほうがいいです。細かく刻んだものであれば2歳を過ぎてから、アーモンドなどをそのまま与える場合は3歳を目安に与えましょう。また、お餅のようにのどに詰まりやすいものは、しっかり噛むことができ上手に飲みこめるようになったことを確認してから与えましょう。生野菜は様子を見ながら少しずつ与えます。生野菜は加熱した野菜とは違う食感を味わうことができます。