小さい時にはあまり好きではなかった野菜が大人になってから食べられるようになった、という経験をしたことがある人も多いと思います。幼児食にした途端に好き嫌いが出てきたということは、味覚が発達した証拠でもありますから、ある程度は大目に見ることが大切です。しかし親としてはいろいろな食材を食べてもらいたいというのが本音ではないでしょうか。そこで今回は初めてのものでも「食べてみたい」と思ってもらうための3つのポイントとおすすめメニューを紹介します。

おいしい音を楽しもう

初めて食べるものは、大人でも少し警戒してしまうこともあります。「おいしいのかな、おいしくなかったらいやだな」という気持ちから、食べたがらないことも珍しくありません。そんな時は、食材を食べたときに出るおいしい「音」を楽しんでみてはいかがでしょう。「レンコンはシャクシャクって音がするね」「きゅうりはポリポリって聞こえるね」など楽しい音から食べ物を連想させてみてください。大人がひと口食べてみて、実際にどんな音がするか聞かせてあげるといいでしょう。「ママのお口からはこんな音がしたけど、あなたのお口からはどんな音が聞こえるかな」と声をかけてみて、自分から「ひと口食べてみようかな」と思ってもらえたら大成功です。1度試してダメだったからといって諦めないでください。繰り返し声掛けをすると、いつか成功する日が来るかもしれません。

本物の食材に触れよう

幼児期は性別にかかわらずおままごと遊びを好む子が多いです。おままごとの時は自分で好きな食材を選んで調理をし、好きなお皿によそって食べる真似をします。それを本物の食材で体験させてあげましょう。特に苦手な野菜に触れ合うきっかけがあるとなお良いです。ジャガイモを潰したり葉物野菜を手でちぎったり、できる範囲でお手伝いを楽しみましょう。「茹でたら色が鮮やかになったね」や「皮をむくと色が違うんだね」など、食材で楽しくお話ししながら取り組むのがおすすめです。

食器を変えると気分も変わる

食事は使う食器によっても雰囲気ががらりと変わります。おかずに合った食器を使ったり、シンプルなお皿を使うことは食事をおいしく見せるスキルでもありますが、子供にとってはあまり関係がありません。子供に好きな食器を選んでもらってそれにおかずを盛り付けましょう。「私が選んだお皿!」というだけで食欲がアップする子も多いです。

茹で野菜をモリモリ食べるアレンジメニュー

野菜をたくさん食べてもらいたいけど、シンプルなメニューはあまり食べてくれないという子供も多いでしょう。茹で野菜をモリモリ食べてもらうために、ちょっとしたアレンジをしてみましょう。野菜はキャベツやニンジン、ホウレンソウや小松菜など、季節の野菜をいろいろと組み合わせて作ってみてください。

・海苔和え

板海苔を細かくちぎって茹で野菜に混ぜます。味付けは砂糖少々と醤油だけでOKです。ゴマを入れてもおいしいです。

・チーズ和え

5mmほどのサイコロ状にカットしたチーズを茹で野菜に混ぜます。オリーブオイルと塩で味付けをしてもいいですし、醤油だけでもおいしくいただけます。

・ツナ和え

油切りをしたツナを野菜と混ぜ合わせます。ごま油を入れると中華風になって風味をアップさせることができます。