食育の永遠の課題ともいえるのが、子供の野菜嫌いです。どうやったら野菜を食べてくれるのか、悩んでいるお母さんも多いことと思います。

これをしたら野菜嫌いが治るというのは、はっきりしたものがありません。それぞれの家庭で、その子に合わせて、工夫していくよりなさそうです。

みじん切り作戦

野菜のなにがいやなのでしょう。味でしょうか。それとも食感でしょうか。

野菜嫌いの赤ちゃんがいると、必ずやるのがみじん切り作戦です。野菜を小さく刻み、ハンバーグやつくね、オムレツなどに混ぜて、食べさせるというものです。

この作戦は成功率が高く、知らないうちに野菜も食べてくれます。けれどお母さんとしたら、ハンバーグの添え物のブロッコリーやニンジンも、そのまま食べて欲しいでしょう。

空腹時にまず野菜から与える

離乳食の最初に、野菜から始めます。ごはんや肉のおかずなどは後にしましょう。ただでさえ空腹で機嫌の悪い赤ちゃん、野菜しかなくて大泣きするかもしれません。

このときの野菜が重要です。茹でただけで味のないものを、どんと目の前に置かれても食欲はわきません。少量のバターやマヨネーズを使い、軽くソテーして風味付けしておきます。

赤ちゃんにとって、バターの香りは魅力的です。バター味のジャガイモなら、喜んで食べてくれるかもしれません。翌日には、マヨネーズで焼いたブロッコリーを試してみましょう。味付けされていると、野菜もおいしく感じられるものです。

カレーにシチュー

離乳完了期となれば、幼児用のカレーも食べられるようになります。クリームシチュー、トマトシチューなども、食べられますから、野菜料理もバリエーションが増えていきます。

カレーは子供の好きなものです。細かく切った野菜を入れて、食べさせましょう。カレーの味がついていれば、苦手な野菜も食べてくれます。

注意しないといけないのは、野菜の切り方が大きくなってくると、たくみにニンジンだけよけたりするようになります。そういった場合は、最初からニンジンやトマトなどをミキサーにかけ、ピューレ状態にして、カレーの中にいれて煮込んでしまうことです。

クリームシチューなども、ジャガイモとタマネギをミキサーにかけたもので、とろみをつけるといいです。

あまり細かくすると、食物繊維がなくなってしまいますが、野菜に含まれているミネラルやビタミンはとれますので、まずは食べさせることです。

自家製野菜ジュース

市販の野菜ジュースでは、野菜をとったことにはなりません。自宅で野菜ジュースを作り、おやつタイムに与えてみるのもいいでしょう。

材料はリンゴとニンジンをメインにし、子供が飲みやすい味に仕上げます。ヨーグルトを入れたり、オレンジジュースを混ぜてみたり、いろいろ試してみてください。

野菜チップスを作る

離乳完了期の赤ちゃんは、好奇心も人一倍です。その赤ちゃんの目の前で、野菜をスライスして、野菜チップスを作りましょう。

電子レンジで野菜をカリカリにするだけですから、いたって簡単です。少量のマヨネーズやケチャップを用意し、出来上がった野菜チップスにつけて食べさせます。遊び感覚ですが、少しでも食べてくれたら嬉しいですね。