野菜が苦手だと感じている子供は多く、親の立場からもあまり野菜を食べたがらないと感じることが多いです。現代は飽食の時代で、野菜を食べなくてもほかの食材でお腹を満たすことができてしまいます。あえて苦手な野菜を食べなくてもいいということがわかってしまうと、野菜嫌いを克服することは難しいかもしれません。それでもやはり親としてはいろいろな種類の野菜を食べてもらいたいものです。そこで今回は、子供の野菜嫌いを克服するために取り組みたい4つのことについて紹介します。

細かく刻んで隠す

子供は苦手な野菜を見つけると、何をしても食べたがらないことがあります。見た目の印象は食欲に大きく関わっていて、苦手なものがあると食べたくなることはごく自然なことです。まずは野菜を細かく刻んだりすりつぶしたりして、パッと見ではわからないように隠してみましょう。これは野菜嫌いを克服するために多くのお母さんが取り組んでいることだと思います。「これだけ手間をかけたのだから絶対に食べてもらいたい!」というお母さんの気持ちとは裏腹に、野菜が隠れていることが見つかって食べてくれなかった、ということもあるかもしれません。一度ダメだったとしてもあまり気にせずに、「次は食べてくれるかも!」というくらいの気持ちで取り組むことが大切です。

ひと口でも食べたらたくさん褒める

苦手な野菜でも、今日はがんばって食べてみようという気持ちになることもあります。せっかく頑張って食べたのに、「もっと食べたほうがいいよ」などという言葉かけをしてはいけません。ほんの少しでも口に運ぶことができたら、大げさに褒めてあげましょう。褒められたという経験が、「次はもう少したくさん食べてみよう」という気持ちにつながります。もしひと口も食べられなくても責める必要はありません。「明日は食べられるといいね」と励ましてあげるといいでしょう。

子供が好きな味付けを

子供は味に敏感で、味付けが濃すぎたり酸味を感じたりすると食べたがらないことも珍しくありません。野菜をおいしく食べてもらうには、子供が好きな味付けをしてあげることもポイントです。煮物や炒め物だと野菜をたくさん食べられない子でも、コンソメ味のスープにするとモリモリ野菜を食べるという子も多いです。スープだけでなくカレーやシチューも野菜をたくさん入れて作ることができ、子供が好きな味なのでおすすめです。ケチャップで炒めたりマヨネーズで和えたりと、いろいろ工夫をして子供の好みを見つけてみてください。

好きな野菜を3つ作ろう

子供にすべての野菜を好きにすることはまず不可能です。大人になっても苦手な野菜があるという人も多いですから、子供だって同じです。特にセロリやピーマン、ネギなど独特の香りがする野菜は子供には受け入れられにくいです。すべての野菜を食べられるようになるよりも、大好きだと思える野菜を3つ作ってあげることに重点を置いてみましょう。3つと言っても、カボチャとサツマイモとジャガイモなど、同じような分類になる野菜よりも、カボチャともやしとにんじんのように、栄養価が偏らないような野菜だと好ましいです。好きな野菜を中心に、少しずつ似たような風味や味の野菜を食べる機会を増やしていけるといいでしょう。