幼稚園や保育園などでの集団生活や、デパートや遊園地など人の多いところに行くと、子供はなんらかの菌をもらってくることがあります。特に風邪は空気感染がしやすく、子供はすぐに鼻水が出てしまったり、咳が出たりとしてしまいます。そこで、基本に戻って食事で風邪予防をして、健康な体を保ちましょう。

風邪予防に効果的な食材

次の栄養素を含んだ食材をバランスよくとることで風邪の予防につながります。

○タンパク質を含む食材
タンパク質をとると体力がつくことから、体に抵抗力がつくことにつながります。この抵抗力が風邪と戦う活力になるのです。タンパク質は植物性と動物性があり、それぞれ大豆や豆腐、お肉や魚、乳製品等にたくさん含まれています。

○ビタミンCを含む食材
ビタミンCには免疫力を高める作用があります。そのため、風邪を引いてもそれが悪化する前に治すことができるので、とても大事な栄養素です。ビタミンCは果物や野菜に多く含まれています。

○ビタミンAを含む食材
風邪の菌が入ってこないようにする粘膜を強くするのがビタミンAの働きです。粘膜が弱いと風邪菌は体に取り込まれてしまうので、それを防ぐためにも重要な栄養素になります。ビタミンAを多く含む食材は野菜と緑黄色野菜や、卵、うなぎなどになります。

○整腸作用のある食材
お腹の調子を整え、腸内細菌を活性化させる食材も風邪の予防に良いとされているものです。ヨーグルトや納豆、根菜などがそれにあたります。腸内から体内環境を整えることで風邪に強い体になります。

風邪を予防する幼児食は

上にあげた食材を効果的にバランスよく取り入れた幼児食をご紹介します。体を温めることが重要になるので、生のままで食べるよりは調理したほうが風邪を予防するのにより効果的と言えるでしょう。また、ビタミンの入った果物や整腸作用のあるヨーグルトは子供のおやつにぴったりです。スナック菓子やジュースの代わりに積極的にあげましょう。

○かぼちゃサラダ
甘みのあるかぼちゃは緑黄色野菜の一つで、ビタミンAを含みます。子供も甘みがある食材のため食べやすいメニューです。また、お好みでクラッカーに合わせておやつ感覚でも食べられます。

材料
 かぼちゃ 1/2個
 クリームチーズ お好きなだけ
 メープルシロップまたは蜂蜜 大2
 レーズン、くるみ お好みで

作り方
 かぼちゃは適当な大きさに切り、レンジで加熱して柔らかくする。皮が硬いようであれば取り除く。
 かぼちゃを潰し、クリームチーズと混ぜ合わせる。
 そこにメープルシロップをいれ味を整える。
 レーズン、くるみをお好みでトッピングする。

○鶏肉のトマト煮込み
良質なタンパク質をたくさん含む鶏肉は風邪の予防にお勧めの食材です。またトマトにもビタミンAが含まれているので、抵抗力をつけるのに適したメニューです。

材料
 手羽元 6本
 玉ねぎ 1/2個
 ピーマン 1個
 トマト缶 1缶
 生姜(みじん切り) 一片
 ケチャップ 適量
 塩、胡椒 少々
 オリーブオイル

作り方
 野菜は食べやすい大きさに切る。 
 フライパンに油をひき、香りが出るまで生姜を炒める。
 そこへ手羽元を投入、焼き色がつくまで炒める。
 さらに野菜をいれ炒める。
 ある程度炒め終わったらトマト缶、ケチャップ、塩、胡椒を入れて煮込む。
 水分が半分ぐらいになるまで煮込んだら出来上がり。

最後に

幼児期の子供の健康管理をするのは親の勤めです。基本的なうがい手洗いの習慣づけはもちろんのこと、毎日の食事でぜひ風邪に対する免疫力をアップさせるよう工夫しましょう。それでも子供が風邪を引いてしまった場合は、暖かくして水分補給をし、胃腸に優しい食事をあげるようにしましょう。