市販のゼリーや加工品を、一切与えずに子育てするのは、かなりむずかしいと思います。お母さんが信念のもと、手作りのものだけ与えて育てていても、いずれ給食という壁にぶつかります。給食で加工品をまったく使わないというところは、かなり少ないのではないでしょうか。

市販のものを食べさせてもいいのですが、その食品の内容を知っておく必要があります。保存料や添加物があまりに多いものは、離乳期には相応しくありません。選ぶときに、原料表示をよく見てください。

ゼラチンか寒天か

ゼリーはゼラチンを使用して作ります。このゼラチンは、動物のたんぱく質から作られていて、コラーゲンと同質のものです。たんぱく質の吸収がよく、ゼリーは昔から病人食としても食べられてきました。

同じようにゼリーとして売られているフルーツ果汁が入っているもののなかには、原料が寒天のものがあります。寒天はカロリーがないので、そういった製品の場合、栄養素となるのはほんのわずかの果汁成分と甘味料の糖質だけです。

市販のゼリーを買い求めるとき、材料がゼラチンか寒天かを確かめましょう。さらに添加物として、合成保存料、ゲル化剤、甘味料、酸化防止剤、香料などが使われているか確認します。

残念ですが、市販の安価なゼリーのほとんどは、薬品で作られた香料を、人口甘味料と混ぜ合わせ、わずかの果実と果汁といっしょに固めたものです。

ゼラチンを使い、天然果汁と砂糖で作られているゼリーでしたら、市販のものでもおすすめしますが、安価な添加物だらけのゼリーを、赤ちゃんが喜ぶという理由だけで与えるのは、おすすめできません。

自家製プリンと市販品の違い

家でプリンを作るとしたら、材料は卵と牛乳、それに砂糖だけです。市販の安価なプリンはどうでしょうか。生乳と卵と砂糖までは同じですが、それ以外に増粘多糖類、デキストリン、香料、水飴などが原材料として書かれています。

3つの原料でできるものなのに、たくさんの添加物が加えられているような製品は、赤ちゃんにはおすすめできません。無添加の良品も販売されていますから、買い求めるのでしたらそういった良品にしましょう。

赤ちゃんには食べさせたくない加工品

加工食品とは、食品を加工したものとあります。生鮮食品以外の食品のほとんどが、加工食品となります。

加工食品なしでは、日常の食事はまかなえないことに気がつかれたと思います。赤ちゃんのために、生鮮食品を使って離乳食を作っていますが、完了期が近づくにつれ、加工食品を利用することも増えてくるのではないでしょうか。

赤ちゃんには食べさせたくない加工品の1つに、冷凍や真空パッケージに入って売られている、ハンバーグがあります。

自家製のハンバーグの原料は、肉とタマネギがメインです。けれど加工品の中には、それ以外の添加物が数多く含まれています。しかも味付きのものは、かなり濃い味付けになっています。

手軽に使えるので、これからも冷凍ハンバーグなどは活躍すると思いますが、よくわからない添加物が大量に含まれているものは、利用しないほうがいいでしょう。

加工食品として、もっとも利用されることの多いハムやウィンナーも、添加物が多く含まれているものです。塩分も多く含まれていますし、1度に大量に与えのはよくありません。

赤ちゃんもハムやウィンナーが大好きですが、そればかり与えることのないように注意しましょう。