幼児食時期は一般的に1歳半から5歳ぐらいと言われていますが、1歳半と5歳を比べると成長にだいぶ差があるので、年齢別に対応していかなければなりません。そこで年齢別に見た特徴と幼児食のポイントをここではご説明したいと思います。

1歳の食事の傾向とポイント

離乳食完了期が終わり、徐々に幼児食に移行しているこの年齢。大人と同じものに興味が出てくる頃です。しかし、まだ1日3回の食事のルーティーンを作り始めた頃ですので、朝起きてすぐの朝食は食べられなかったり、逆に夜にたくさん食べたりと、まだ少しムラがあります。1日3回のリズムをつけながら子供の成長に合わせてゆっくり気長に見守る必要があるでしょう。さらに1歳半をすぎると、手先が器用になってくる頃ですので、今まで手づかみで食べていたのが、フォークやスプーンに興味を持つようになります。ぜひ、子供のやりたいという気持ちを尊重しましょう。併せて、遊び食べ等出てくる時期です。もし30分以上経っても遊んでいて食べない場合は食事の時間を切り上げることも大切です。ぜひお母さんたちで食事のリズムを整えるようにしましょう。食事の味付けは薄味で、また大人と同じ食材を使っていても小さめに切ったり、さらに柔らかく煮たりするなど子供が食べやすいような幼児食を用意するといいでしょう。

2歳の食事の傾向とポイント

イヤイヤ期に入ってくるこの時期。1歳代に比べ食欲は増すものの、子供の好き嫌いや偏食が目立つようになります。味付けにも主張してくるようになるので、調理方法や味付けを工夫し、毎日幼児食に変化させることが大事です。ただし、まだ味覚の発達途中の年齢ですので、ぜひ薄味を心がけて作りましょう。また、この頃の子供はさらに自分で自分のことができるようになってきますし、大人の真似をして食事のマナーを身につけ始める頃です。今まで難しかったフォークとスプーンも上手に使えるようになり、2歳半をすぎると、出来る子はお箸も使うようになってきます。まだまだこぼしたりはしますが、子供の好きなようにやらせましょう。

3歳の食事の傾向とポイント

3歳をすぎるとさらに食欲が増すようになります。大人と同じぐらい食べる子もいるので驚かされます。また3歳になると、一気に自分で出来ることが増えます。いままでは食事をこぼしていたのが、上手に食べらるようになり、1年の差を感じることだと思います。食事内容も理解するようになるので、ぜひ子供と食材について話したり、どのように味が付いているかなど話してあげましょう。食育にもつながりますし、食事の時間が楽しくなります。また、この頃は食べることに対してのマナーや興味も理解するので、改めて食事のマナーを教えるといいでしょう。

4歳の食事の傾向とポイント

4歳になるといままで少食だった子供でも食欲が増します。運動量が増えるので、おやつを含め、エネルギーとなる食事の量を増やすようにしましょう。お腹が空いたら「お腹が空いた」、食欲がないときは「食べられない」等、意志の主張が出来るので、ぜひそのときにあった食事を提供しましょう。子供が3食しっかり食べられていたらこの頃から大人と同じような普通食をあげても大丈夫です。

5歳の食事の傾向とポイント

5歳になればほぼ大人と同じことができます。お箸もお茶碗もうまく使いこなせますし、食事のマナーもしっかり身についてきている頃です。食事もあえて幼児食を作る必要はなく、大人と同じもので構いません。ただし、刺激物(辛いものや酸っぱいもの)にはまだ抵抗がある子供もいるので、辛さ控えめ等工夫する必要があります。大人がバランスよく食べられていれば自然に子供もバランスよく食べられます。

まとめ

幼児食に入り好き嫌いや偏食、少食等に悩むお母さんも多いかと思いますが、子供一人一人食事に対しての態度は違います。ぜひこの年齢別の傾向とポイントを参考に、子供にあった幼児食を進めてみてください。食事をバランスよくとることはもちろん大事ですが、まずは食事は楽しいものだと食事に対する抵抗がないように子供のペースに合わせて幼児食を進めて行きましょう。