離乳食が終わったら幼児食へ移行します。では、幼児食とはどのような目的があるのでしょうか?まとめてみました。

幼児食で食生活を育てる

離乳食を卒業したお子さんは、一人で遊んだり歩いたり出来るようになっていきます。食事も同じで、少しずつ食べさせてもらうことから、自分で食べられるようになっていきます。言葉が分かるようになり、親とコミュニケーションが取れるようになり、食事もただ食べるということではなくなっていきます。離乳食は食べ物から栄養をとるための練習でしたが、幼児食はこれから始まる「食生活」を育てていくことが目的になります。まだ、奥歯が生えていないお子さんは、噛む力が弱く全く同じものは食べることが出来ないので、ひと手間かける必要はまだありますが、2歳過ぎくらいになってくると、奥歯も生えそろうお子さんがふえ、食べ物の形状も大人の食事に近づいていきます。お子さんの成長に合わせ少しずつ食生活を育てていきましょう。

幼児食で食事のリズムを整える

離乳食も完了に近づくにつれ、食事のリズムが大切になってきますが、幼児食も同じことが言えます。例えば、夕飯が遅くなると寝る時間がずれ込み、だんだんと夜型の生活になって行きます。すると、朝起きるのが遅くなり、朝食を食べることができないと言う悪循環におちいります。夕食は夕方の食事であり夜食ではありません。遅くても7時までには夕食をとるようにし、遅くても9時までには布団に入るようにしましょう。早めに夕飯を食べ、早めに就寝すると、お腹が空いて早起きになります。すると朝食も美味しく食べることが出来、1日のリズムが整うのです。食事の時間は生活のリズムを整えるためにとても大切で、食事を規則正しく食べる習慣を幼児食で身につけるようにしましょう。

幼児食の注意点

大人の食事に近づくとはいえ、味覚形成の大切な時期なので薄味を心がけるようにしましょう。特に幼児食になったからといっていきなり濃い味にしてしまうと、薄い味のものを食べなくなるので気をつけましょう。幼児食が始まったばかりの頃は、まだ、一度に沢山の量を食べることが出来ません。そのため1日に1~2回のおやつが必要になります。基本はあくまでも3回の食事なので、食べる時間や量には気をつけるようにしましょう。1日2回おやつが必要なお子さんは午前10時と午後3時、1日1回のおやつで足りるお子さんは午後3時ぐらいが目処になります。あくまでもたりない栄養を補うという目的です。ヨーグルトや果物、チーズなどはいかがでしょうか?甘いおやつは虫歯の原因にもなり、食欲を奪ってしまう恐れがあり肝心の食事を食べることができなくなる恐れがあります。「お楽しみ」の要素もあるので、与える時を決めてみてもよいですね。おやつが多くなりご飯が少なくなるようなら、おやつは中止してみましょう。

さいごに

幼児食で味覚を形成し、味覚を広げていくのが3歳くらいから始まるといわれています。私は小さな頃に食べた「美味しい」と思う経験が沢山あればあるほど、親になり自分が食事を作る側になった時にとても助かるのだと気付かされました。そして、そのような経験を自分の子供も大人になったときにしてくれたらと思いながら毎日食事を作っています。沢山の「美味しい」の引き出しをもてるよう、健康で元気な体を育てるため、幼児食を大切にしてみてはいかがでしょうか?