幼児食でマヨネーズを使う時期と使い方

マヨネーズとは、卵黄とサラダ油、酢、塩、その他の調味料を混ぜ合わせて乳化させたソースのことです。卵黄だけを使用して作ると手間がかかるため、最近では全卵を使用したものが一般的に販売されています。綺麗なたまご色は食欲をそそり、なめらかでクリーミーなマヨネーズは、幼児から高齢者まで大人気の調味料です。刻んだたまねぎやピクルスを加えタルタルソースを作ったり、トマトケチャップと混ぜ合わせてオーロラソースを作ったり、マヨネーズを使ったソースなども食卓の定番ソースとして親しまれています。マヨネーズの原材料には卵が含まれているため、食物アレルギーのある赤ちゃんには気をつけなければなりません。マヨネーズの栄養面や幼児食で食べさせても良い時期、上手な食べさせ方などをご紹介します。

マヨネーズのカロリー&栄養成分

マヨネーズのカロリーは、全卵を使用しているものは100g当たり703kcalで、卵黄を使用しているものは100g当たり670kcalです(参考:五訂日本食品標準成分表)。 ほぼ卵と油で作られているため高カロリーになりますが、ビタミン類も豊富に含まれているため、マヨネーズからビタミンを摂取できることは良い点です。最近ではカロリーハーフなど、カロリーをセーブするマヨネーズが販売されていますが、油を減らして砂糖や水あめを使って粘度を高めることをしているため、脂質は減らせても糖質を増やしてしまい、ダイエットにならないこともあります。マヨネーズは色々なメーカーから販売されていますので、商品の成分表を確認して使い方を見直して下さい。

幼児食にマヨネーズを使う時の注意点や食べさせて良い年齢

マヨネーズは1才半を過ぎてから食べさせることをおすすめします。離乳食時期は基本的には調味料は使わなくても良いくらいです。だしや素材の味で赤ちゃんに食べさせてあげましょう。マヨネーズは油と生の卵からできていますので、早い時期に食べる必要はありません。卵の食物アレルギーがある幼児はお医者様に相談してから食べ始めるようにしましょう。最近ではアレルギー対応のマヨネーズが市販されています。卵アレルギーの子供が、「自分は、マヨネーズは食べられる!」と勘違いしてしまわないよう、食べられるマヨネーズと食べられないマヨネーズがあることをしっかり教えてあげる必要があります。

幼児食にマヨネーズを使い過ぎると

マヨネーズを何にでもたっぷりかけたり、飲んだりするほどマヨネーズが好きな人がいます。そんな人から影響をうけ幼児期にマヨネーズ好きになってしまうと大変です。苦手な野菜にマヨネーズをかけてあげたら食べられるようになったというお話もよく聞きますが、1日小さじ1杯(90kcal)と決めて食べさせるとか、マヨネーズは何曜日に使うとか家庭でルールを決めると良いでしょう。マヨネーズの使い過ぎは脂肪分を取りすぎるので、幼児にマヨネーズの容器は持たせず、大人が容器からお皿に出してあげることをおすすめします。

幼児食でマヨネーズを使い過ぎない使い方

マヨネーズにヨーグルトを混ぜてドレッシングを作ったり、マヨネーズとトマトケチャップを混ぜてオーロラソースを作ったり、マヨネーズと絹ごし豆腐をすり潰して混ぜたりすると、栄養価も高くなり脂肪分を抑えることができます。

卵は早くても離乳中期から

卵はアレルギーの元になるから、離乳食では与えないと思っているお母さんも、いることと思います。けれどすべての赤ちゃんが、卵アレルギーになるわけではないのです。

普通に食べられるなら、卵は赤ちゃんにとって最適な食材の1つです。どうやって卵を使った離乳食を進めていくべきか、考えてみましょう。

以前の育児指導では、卵の黄身は離乳初期、5ヶ月くらいから与えるとなっていました。それだけが原因ではないのかもしれませんが、卵アレルギーの子供が増え、現在では離乳中期からがすすめられています。

離乳食も進んだ7ヶ月から8ヶ月ごろ、体調のいい平日の午前中に、卵を使った離乳食をスタートさせましょう。平日の午前中というのは、もし卵を食べてアレルギー反応があった場合、ただちに病院へ行けるからです。

スタート時には、卵の黄身だけを与えます。固ゆで卵を作り、黄身の中央部分をほんの少量すくって与えてください。様子に変化がないようでしたら、次は3日後に今度はもう少し量を増やして与えます。

アレルギー反応が出ないとしても、卵の与え始めは、連日与えることのないように注意してください。3日ぐらい間を空けて、体調に変化がないか見ていきます。

1ヶ月は黄身だけで料理

アレルギーを引き起こすたんぱく質は、白身の部分に含まれています。最初のうちは、黄身と白身をわけて調理しましょう。

大人は半熟卵が好きですが、赤ちゃんには十分加熱して与えてください。黄身だけで加熱すると、ぼそぼそになってしまいがちですから、出汁やスープを使って、だし巻きや卵どうふを作ってみてはいかがでしょう。のどごしもいいので、赤ちゃんは気に入ると思います。

卵を使った食品にも注意

市販の卵ボーロ、カステラ、クッキーなどにも卵は使われています。赤ちゃんが欲しそうにしていると、つい与えてしまいがちですが、卵アレルギーがないとわかるまでは、食べさせないでください。

特に黄身だけでなく、全卵使用のものは要注意です。パンにも全卵使用のものがありますから、確認してから与えてください。

マヨネーズは黄身だけ使用ですから、ほんの少量なら使用して大丈夫です。全卵タイプもあるので、間違えて購入しないように注意してください。

白身を食べ始めるときは注意が必要

黄身だけでは何もなかったから、卵アレルギーはないと思ってはいけません。最初に白身を与えるときも、平日の午前中にスタートです。

全卵を使ったオムレツ、炒り卵などを作ります。それをほんの1口だけ与えましょう。発疹、口の周りが赤い、下痢、嘔吐などの症状がでなければ安心ですが、やはり最初は3日に1度の卵料理にしてください。

少しずつ量を増やしていきますが、離乳食の間は、全卵一個分を食べる必要はありません。卵は多くても半分くらいにして、他の食材でたんぱく質をとりましょう。

卵料理になれてきても、絶対に生卵は離乳期には与えないようにします。生卵を食べていいのは、早くても3歳過ぎです。ふわとろオムレツなど、赤ちゃんも一緒に食べたくなるでしょうが、完全に火を通したものにしてください。

卵は常に新鮮なものを利用しましょう。お母さんがまだ授乳中でしたら、あまり大量に卵料理を召し上がらないほうがいいと思います。