筆者が子どもの頃は「きらいな野菜」の代表格だったにんじんですが、最近は子どもの中で「好きな野菜」のベスト10に入る野菜に大変身したようです。ちなみに、我が家の3歳の子供も大好きで、調理中に「にんじんちょうだい」と生にんじんを食べるほどです。子どもに人気の野菜ですが、栄養面でも優れています。にんじんの栄養と調理法、保存法、レシピをまとめてみました。

にんじんの栄養は?

にんじんの栄養といえばビタミンA(βカロテン)とカリウム、食物繊維です。ビタミンAは肌や粘膜を健康に保ち、悪い菌の侵入を防ぐ作用があります。カリウムは余分な塩分を排出する働きがあり、食物繊維は便通を良くします。免疫力がまだ弱い幼児には幼児食で沢山食べて免疫力を高めて欲しいものです。

にんじんの調理法は?

我が家の子供は生のにんじんが大好きです。もちろん生でも食べることができますが、ビタミンA(βカロテン)を効率よく吸収するためにはボイルしたり、油で調理するほうが良いようです。またビタミンAは皮の部分に多く含まれています。きれいに洗って、皮ごと調理するとビタミンAを効率よく摂取できます。また、大根とにんじんのサラダはとても美味しいのですが、栄養的にはNGです。にんじんにはアスコルビナーゼという酵素が含まれていますが、この酵素が大根のビタミンCを壊してしまうのです。アスコルビナーゼは熱と酸に弱いので、加熱するか紅白なますのように酢で調理することをおススメします。

にんじんの保存法は?

にんじんは湿気に弱いので、購入したら新聞紙などに包み冷蔵庫か、冬なら冷暗所で保存しましょう。葉付きの場合は、栄養を葉にとられてしまうので、必ず切り分け別々に保存しましょう。エチレンガスを発生するりんごと一緒に保存すると苦味が出やすいので別々に保存しましょう。

幼児食で食べたいにんじんのレシピ

○ひらめのもみじ揚げ(作りやすい分量:幼児2~3人)

・にんじん:2/3本(75g程度)

・ひらめ:切り身1枚(100g程度)

・しょうゆ:少々

・片栗粉:大さじ3

・卵白:1個分を泡立てたもの

・小麦粉:適宜

・揚げ油:適宜

①魚は骨と皮を取り除いてそぎ切りにし、しょうゆをまぶす。

②にんじんは皮をむいてすりおろし、水けをきってボウルに入れる。

③②に片栗粉を加えて混ぜ、泡立てた卵白入れ、さっくりと混ぜ合わせる。

④①の両面に小麦粉をまぶしてから③をつける。

⑤揚げ油を170度に熱し、④を入れてカラリと色よく揚げる。パセリなど添えると見た目もきれい。

※にんじんのにおいが苦手なお子様でも食べられる一品です。1歳半程度のお子様には1/6~1/7を取り分けましょう。

 

○にんじんゼリー(作りやすい分量:幼児2~3人分)

・にんじん:小1本弱(60g)

・水:3/4カップ

・砂糖:少々

・ふやかした粉ゼラチン:(粉ゼラチン小さじ1を水小さじ3でふやかしたもの)

①にんじんは皮をむき、5mmくらいの厚さに切って鍋に入れ、ひたひたの水を加えてやわらかくゆでる。

②熱いうちにこし器に移し、テーブルスプーンの背を押し付けるようにして裏ごしする。

③鍋に水を入れて温め、溶いた粉ゼラチンを加えて煮とかし、砂糖、②を入れる。

④火からおろしてかき混ぜながら冷まし、トロリとしてきたら水でぬらした型に流し込む。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ、冷し固める。

※沢山作っておやつや食後のデザートにご家族みんなでいかがでしょうか?オレンジジュースを少し混ぜても美味しいです。