バランスの良い食事を提供し、幼児の成長の発達を助けるのが幼児食ですが、では一体具体的にはどのような食品を与えなければならないのでしょうか。そこで今回は具体的な食品類をご紹介します。

牛乳、卵類

幼児の骨や歯など、成長を促す栄養素(タンパク質、脂肪、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB等)を含む食品グループになります。牛乳をそのままあげたり、チーズやヨーグルトなどの加工品をあげたりと様々な取り入れ方がありますが、量には気をつけましょう。幼児の胃腸はまだ未発達なので、例えば牛乳をたくさん飲むとお腹を壊してしまう可能性があります。さらに牛乳だけでお腹がいっぱいになり他のものが食べられなくなることもあるので、他の食品とあわせてバランスよく取り入れましょう。また、卵も乳製品と同じような栄養素を含むもので、栄養たっぷりの食品の一つです。料理に取り入れやすい食材ですが幼児の必要摂取量は1日およそ卵1個とされています。

魚、肉、豆類

幼児食の主食となるグループである魚、肉等には良質のタンパク質がたくさん含まれています。1日に1食必ず取り入れるようにしましょう。特に豆製品をとる場合は特に良質なタンパク質が含まれていると言われている大豆製品(豆腐、納豆等)を幼児食にいれるといいでしょう。

野菜、いも、果物類

ビタミン、ミネラルの供給源であるこのグループは体を健康的に成長させるためにとても大事な役割を果たします。特に風邪予防にもつながる免疫力や抵抗力をつけさせるビタミンAやCを含む緑黄色野菜を積極的に取り入れましょう。緑黄色野菜にはほうれん草、かぼちゃ、にんじん等が含まれます。色の濃い野菜なので、これらを嫌う子供もいますが、他の食品群であるお肉やご飯等に混ぜるなどして工夫してあげましょう。

穀物、砂糖、油類

幼児のエネルギー源となるグループになります。年齢や性別等で必要量が変わってきますが、実際の子供の体力やエネルギー量を見極めて個人個人にあった量を与えましょう。体重増加や少食等でない限り、子供のペースに合わせて大丈夫です。

3〜5歳の食品構成例

○構成例1
朝:チーズサンド、卵サンド(それぞれロールパン)、かぼちゃサラダ、トマトスープ
昼:ごはん、さんまの蒲焼、ほうれん草の胡麻和え、さつまいものチーズ焼き、いちご3個
夜:ミートソースパスタ、れんこんと牛蒡の素揚げ、野菜スープ
おやつ:フルーツ白玉、牛乳グラス半分ほど

○構成例2
朝:鮭おにぎり、大根と桜海老の煮物、ほうれん草の味噌汁、ヨーグルト
昼:キーマカレー、サラダ、りんご
夜:ごはん、サバの味噌煮、ほうれん草としらすのいり卵、さつまいものチーズ焼き、きのこの味噌汁
おやつ:フルーツピザ、牛乳グラス半分ほど

まとめ

卒乳、断乳をし、食品から栄養をとる幼児食期。バランスよく上記にあげたグループより食品を摂り入れ、毎日の幼児食を工夫しましょう。ただし、完璧なバランスにしなければと、敏感になりすぎる必要はありません。幼児食期は好き嫌いや偏食もでてくる時期です。ぜひ、子供のペースに合わせて献立を考えましょう。もしその日に食べてくれなくても3〜4日でバランスがとれていれば大丈夫です。イライラせずに見守りましょう。