豆、と一言で言ってもそのたくさんある種類に驚かされます。普段の食生活でももしかしたら馴染みのない豆ですが、実は栄養価がとても高く、幼児食にもオススメなんです。ただし、乾燥豆をそのまま与えるのでは咀嚼のできない子供では喉に詰まらせてしまう可能性があるため、煮豆を使ったり、最近では粉末状にされた豆、豆粉があるのでそちらを活用するのもいい方法です。そこで豆を使ったレシピをいくつかご紹介しましょう。

馴染みのある豆の種類と栄養素

○大豆
一番皆さんにも馴染みがあるのが大豆です。大豆は豆腐や納豆、豆乳やおからなど様々な形に変えることができます。大豆は畑のお肉と言われるほど良質のタンパク質が含まれており、ベジタリアンは好んで大豆を食べます。

○小豆
こちらも和菓子等でよく使われるので、口にする機会が多いと思います。タンパク質はもちろんのこと、ビタミンB1も多く含んでいるので、疲労回復等に役立つ豆になります。

○枝豆
枝豆もよく食卓にあがるものだと思います。これは大人のおつまみでよく見かけたりしますが、実は幼児食にも適しており、つかみ食べをするのにちょうどいい食材です。大豆になる前の緑色の状態を枝豆というので、実は野菜類として分類されてはいるのですが、野菜と豆の栄養素を併せ持つ、栄養価の高いものなのです。主な栄養素はタンパク質やビタミン、鉄分になり、こちらも体にとって必要なものになります。

豆を使った幼児食

○大豆たっぷりミネストローネ
これ一つで1日に必要な栄養全てが摂れてしまう万能スープです。大豆はあらかじめ水煮されているものを使うので、手間がかからず作ることができます。

材料
 大豆(水煮されているもの) 
 トマト缶 1缶
 コンソメ 小1
 塩、胡椒 少々
 人参 1本
 玉ねぎ 1個
 じゃがいも 1個
 水 〜30CC

作り方
 野菜は一口大の食べやすい大きさに切り、レンジで加熱し柔らかくする。
 鍋に野菜、トマト缶、大豆をいれ煮込む。水分が足りないようだったら必要に応じてたす。
 コンソメ、塩、胡椒で味を整え出来上がり。
 
○枝豆おにぎり
枝豆とおにぎりのコンビネーションは子供がとても大好きです。

材料
 ご飯 適量
 枝豆 お好きなだけ(あまり多いとまとまりづらい)
 天かす 少々
 鰹節 少々
 めんつゆ 少々

作り方
 ボウルに材料全て混ぜ合わせおにぎりの形に握る。
 混ぜご飯としてもおいしい。

○おしるこ、豆腐白玉で
冬の定番、あったかいおしるこは子供たちも大好き。白玉も豆腐をいれていることからかみ切りやすく、子供にも食べやすくなっています。

材料
 豆腐 100g
 あずき(水煮) 200g
 白玉粉 50g
 水 200CC
 塩 ひとつまみ
 
作り方
 豆腐と白玉粉を混ぜ、白玉を作る。耳たぶぐらいの硬さが目安。
 出来上がった白玉を茹で、水にさらして粗熱をとる。
 鍋に小豆と水をいれ一煮立ちさせたら塩をいれ味を整える。
 白玉に出来上がった汁をかければ出来上がり。

○バナナマフィン
固形の豆を使うのに抵抗があるのであれば豆粉はどうでしょう。小麦粉の代わりに大豆粉を用い、簡単にできまし、小麦アレルルギーの子供にも安心してあげられます。子供の幼児食のおやつにぴったりです。

材料
 大豆粉 100g
 バナナ 1本
 砂糖 40g
 バター 30g
 卵 1個
 牛乳 80CC
 ベーキングパウダー 小1

作り方
 バナナをフォークなどで潰す。
 小麦粉とベーキングパウダーを別のボウルにいれ、泡立器でよくかき混ぜる。
 室温に戻したバターに砂糖をいれ、なめらかになるまで混ざる。
 そこへ溶いた卵を数回に分けて混ぜ合わせる。
 さらに小麦粉等を切るようにして混ぜる。
 数回に分けて牛乳を混ぜ合わせたら、バナナをいれて生地の完成。
 型に生地をいれ、180度に熱したオーブンで25分ほど焼く。
 竹串を刺して生地がついてこなかったら完成。
 

参考:乾燥豆の戻し方

豆の水煮缶が簡単に手に入るとはいえ、乾燥豆から作った豆は水煮されているものより美味しい時があります。ですので、簡単に乾燥豆の戻し方をご説明します。

①豆を水洗いする。このとき水を入れ替え2〜3回は洗い、ゴミが浮かぶようだったらそれを取り除く。
②洗った豆をその4倍の量の水煮浸す。水の量が少ないと豆の吸水状態が均一に保たれない。
③浸水時間は一般的には6時間ほどと言われているが、一晩つけておくとムラなく仕上がるので、乾燥豆料理をする前日に用意をしておくとよい。小豆は浸水させずにそのまま煮ると良い。

まとめ

豆は肉や魚の代用になりますし、大豆を見ればその加工品がたくさんあり、食卓にも上がってくるものだと思います。ぜひ豆製品を幼児食に取り入れ栄養抜群の食事を作りましょう。今回紹介した豆以外にたくさんの種類の豆があるので、それを見つけてみるのも楽しいかもしれません。