月齢によっては、白湯も麦茶も必要ない

水分補給の大切さはよくいわれていますが、いやがって白湯や麦茶を飲まないことがあります。いやがるのに無理にでも飲ませるべきなのか、悩むところでしょう。

まだ離乳食開始前で、母乳やミルクをしっかり飲んでくれているなら、無理に白湯や麦茶を飲ませる必要はありません。母乳をあげているのでしたら、お母さんが水分を多めにとってください。

離乳を開始したら、水分をとる必要があります。スプーンになれてきたなら、最初はスプーンで与えてみるといいでしょう。まだ勢いよく飲むことはありません。だらだらと口の端から出し白湯や麦茶をいやがらずにあげるタイミングてしまうかもしれませんが、母乳やミルク以外の飲み物を初めて口にするのです。焦らず一口から進めていきましょう。

白湯や麦茶をいやがらずにあげるタイミング

お風呂上がり、外出からの帰宅時、激しく泣いたあと、こんなときは赤ちゃんも喉が渇いています。スプーンであげることになれてきたら、今度は乳児用のマグカップで、もう少し量を増やして与えてみましょう。

乳首タイプの飲み口は、母乳の子ではいやがることもあります。スパウトの飲み口でスタートしてもだいじょうぶです。

いやがるようでしたら、すぐに引っ込めます。少し間をおいて、またあげるようにしてください。どうしても飲ませようとすると、お母さんの緊張感が伝わって、赤ちゃんはマグカップを嫌うようになります。おもちゃを持たせるような、リラックスした感じでマグカップに触れさせてください。

水分が必要だといっても甘いジュースは与えない

どうしても水分を与えないといけないと思って、飲みやすい甘いジュースを与えるのはよくありません。甘い味を覚えると、そればかりを求めるようになります。食育の面からも甘いだけの飲み物は、赤ちゃんや乳幼児にとって不要なものといえます。

果汁は離乳食が開始した頃から与えますが、飲み物として喜ぶからと、大量に与えてはいけません。食事に影響が出ますし、いくら天然のものとはいえ甘い飲み物です。離乳食の一つとして与えるぐらいにしてください。

白湯は味がないのでいやがるなら、麦茶やほうじ茶など与えましょう。このときに濃いと、どうしても苦みが感じられていやがります。薄めて与えると飲んでくれるようになります。また赤ちゃん専用に作られた、ノンカフェインの『赤ちゃん番茶』などもありますから、試してみるのをおすすめします。

熱中症、発熱、下痢などのときの水分補給

病気になったときには、たとえ嫌がっても、水分をぜひとって欲しいものです。日常的に飲むことはよくありませんが、病気で水分補給が必要になったときには、赤ちゃん用の『イオン飲料』を与えてみてください。

水分の吸収率がよく、ほどよく甘みがあって、赤ちゃんでも飲みやすく作られています。けれど糖分や塩分も入っていて、脱水症状の改善のために作られたものですから、症状がよくなったら、飲ませるのを控えましょう。