離乳食が進まず、平均より体重が少ないと心配になるかもしれませんが、街を歩く人の姿を見てください。大きな人もいれば、小柄な人もいます。体型は遺伝の要素などもあって、すべての人が同じ大きさということはないのです。

赤ちゃんが小柄でも、それはその子にとってちょうどいい大きさなのです。小さいと悩んでいても、18年後には最強のアスリートになっているかもしれません。成長する過程で変わっていきますから、今が小柄だとしても、あまり気にしないでください。

離乳食の進み具合が遅いと、お母さんは悩んでしまうでしょうが、これもまた個性です。進みが遅いようなら、1歳半から2歳に離乳食の完了を目指します。スロースタートの赤ちゃんは、平均より何ヶ月も遅れることはありますが、元気ならなんの心配もありません。

離乳中期から進まない

べたべたしたおかゆやポタージュは食べていたのに、固形物が混じりだした途端に食べなくなった場合、原因を考えてみましょう。

舌でつぶせる硬さといっても、うまくモグモグできていないのかもしれません。飲み込めなくて、食べるのがいやになってしまったのでしょう。

べたべた状態に戻し、数日たってからまたチャレンジします。そのときにモグモグの硬さを知るため、ベビーフードを利用するのもいいです。どの程度の硬さが理想的か、お母さんも自分の舌で確かめてください。

離乳後期から進まない

母乳の場合、断乳すると離乳食が進むと言われています。けれどほとんど離乳食を食べない赤ちゃんの場合、お母さんとしては断乳したら、栄養失調になってしまうと心配でできないでしょう。

赤ちゃんの様子を確認します。定期的に検診を受けていて、何も異常がなければ、今のまま授乳を続けていても大丈夫です。けれど母乳だけに頼らず、食べられそうなものをさがしていく努力は必要です。

赤ちゃんによっては、柔らかいものよりかみ応えのあるもののほうが、好きだという場合があります。食パンを与えるにしても、柔らかい真ん中部分が好きか、かみ応えのある耳の部分が好きなのか、または焼いて少しカリッとした状態が好きか、食べ比べをさせてみてください。

かみ応えのあるものが好きな場合、普通食になったとたんに、パクパクとよく食べるようになったりします。どろっとしたものが、苦手なのかもしれません。

食べないからと好きなもの、甘いものばかり与えない

甘いものを食べさせると、ますます食欲にばらつきがでてしまいます。糖質による満腹感は、いつまでも続くからなのです。

ここでいう甘いものとは、ゼリーや果汁入りヨーグルト、甘みの強いパンなどのことです。野菜の甘いもの、カボチャやサツマイモなら、たくさん食べても大丈夫ですから、食べさせてあげてください。

糖質はできるだけ主食のごはん、うどんなどからとるようにしましょう。甘いものは、果物だけにしておいたほうがいいです。

好き嫌いのせいで食べないと思わず、ほんの1口分だけでも料理を取り分けて、気が向いたら食べられるようにしてあげてください。今日は食べなくても、明日は食べるかもしれません。

大切なのは赤ちゃんの様子

食べないことでいらついて、赤ちゃんに笑顔を向けるのを忘れてはいけません。多少小柄でも、せっかくの離乳食を食べなくても、お母さんの笑顔に対して、笑顔で反応するならなんの問題もないでしょう。

食欲がないだけでなく、顔色が悪い、ほとんど笑わない、おもちゃでもあまり遊ばない、そんな様子があったら、なにか問題があります。すぐに病院で受診しましょう。

イヤイヤ期真っ盛りの2歳児におすすめの幼児食レシピ3選

2歳前後から始まるイヤイヤ期は「魔の2歳児」などといわれることもあり、何に対しても「イヤ!」ばかりで手を焼いているという人も少なくありません。食事に関しても、今までは喜んで食べていたのに急にイヤイヤ言うようになってしまうこともあります。イヤイヤ期真っ盛りの2歳児にはどのようなメニューにすれば食べてくれるのでしょう。今回はイヤイヤ期真っ盛りの2歳児におすすめの幼児食レシピ3選を紹介します。

野菜たっぷりあんかけうどん

・うどん半玉

・キャベツやニンジンなどの野菜

・豚肉30g

・水200ml

・めんつゆ大さじ1.5杯

・水溶き片栗粉適量

野菜は千切りなど食べやすい大きさに切っておきます。鍋に水を入れて沸かし、沸騰したら肉と野菜を入れて加熱します。野菜が柔らかくなったらめんつゆを入れてひと煮立ちさせ、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけます。下ゆでしたうどんを加えて2~3分加熱したら完成です。溶き卵やごま油を加えてもおいしくいただけます。野菜は冷蔵庫にあるものでOKですし、季節の旬の野菜もぜひ取り入れてもらいたいです。味付けはめんつゆだけで簡単にできるので、お昼ご飯にもおすすめです。めんつゆの代わりに、鶏がらスープと塩で味付けをしてあっさりと仕上げてもおいしいですよ。

一緒に作れるおにぎらず

・のり1枚

・茶碗に1杯のご飯

・卵焼き1切れ

・かに風味かまぼこ

・きゅうり6分の1本

・他、お好みの具でもOK

のりの中央に半量のご飯を薄く広げます。ご飯の上にお好きな具をきれいに並べて乗せたら、残りのご飯で具を覆うように薄く広げましょう。のりの四つ角を中心に向かって折り畳んだら完成です。食べやすい大きさにカットしていただきましょう。ハンバーグやから揚げなどお肉を入れるのもおすすめですし、ケチャップライスと卵焼きでオムライス風にするのもおいしいですよ。子供と一緒に、「何を入れる?」と相談しながら楽しく作ってみてください。おにぎらずは具を変えることで様々な味を楽しめることも魅力です。イヤイヤ期真っ盛りでも、自分で作ったおにぎらずならモリモリ食べてくれるかもしれません。

手づかみOKのふんわりつくね

・鶏ひき肉200g

・はんぺん1枚

・卵1個

・玉ねぎ(小)2分の1個

・ニンジン5cm

・スライスチーズ2枚

・片栗粉大さじ1杯

・しょうゆ少々

・酒少々

・塩コショウ少々

・砂糖少々

はんぺんは袋に入ったまま麺棒などで潰して細かくしておきます。みじん切りにした野菜は耐熱容器に水とともに入れ、レンジで1分半ほど加熱します。鶏ひき肉は粘りが出るまでこねておき、しょうゆと酒、塩コショウ、砂糖を少々入れてさらにこねます。はんぺん、野菜、卵、片栗粉を入れてさらにこね、細かくカットしたチーズを入れたら全体にいきわたるように軽く混ぜます。3cmほどの大きさに丸めたものを、サラダ油を引いたフライパンで両面焼いていきます。片面3分ずつを目安に、様子を見ながら焼き上げましょう。出来上がったものにかわいいピックを刺して食卓に並べるのもおすすめです。はんぺんが入っているおかげで口当たりはふんわりとしていて、小さな子供でも食べやすいというのがポイントです。レンコンなどの根菜を入れてみてもいいかもしれません。