どれぐらい食べたら、ごちそうさまをさせていいのか、お母さんも悩むところです。これは個人差があって、いきなり用意した分を、すべてぱくぱく食べてくれる子もいれば、一匙がやっとの子もいます。

書いてあることはあくまでも参考の量ですから、食べなくても心配しないでください。

離乳初期の量

最初は一匙のつもりで始めましょう。次の日は、もう一匙食べてくれるといいです。喜んで食べてくれるなら、どんどん進めましょう。

1週間が過ぎたら、野菜が加わります。最初はおかゆ4口に、野菜2口も食べられれば十分です。

離乳初期の終わりごろには、おかゆが小さじ6杯ほど、野菜や豆腐などで小さじ4杯から6杯ほど食べられればいいでしょう。

*メニュー例

①十分がゆ  子供茶碗3分の1  小松菜と豆腐のとろみ和え(おちょこ一杯ほど)

②シラスとニンジンのおかゆ 子供茶碗3分の1  カボチャの柔らか煮(大人用煮物の半分サイズほど)

離乳中期

2回食になりますが、朝と夕、同じ量を食べなくても心配しないでください。

おかゆもどろどろの状態から、粒のある七分がゆになります。これにおかずが2品、野菜中心のものと、たんぱく質中心のものをそろえましょう。

おかゆは子供茶碗に半分ほど、おかずは小さじ6杯から8杯、食べられればいいでしょう。おかずは歯ごたえのあるものと、柔らかいもの、両方あれば理想的です。

離乳食の食べ方に、むらが出てくるころです。量に拘らず、その日の食欲に合わせて進めましょう。

*メニュー例

①七分がゆ 子供茶碗半分 カレイのほぐしみ(小さじ2杯)ニンジンとダイコンのさいころ煮(8ミリほどのキューブ状態のもの、それぞれ3個ほど)

②ホウレンソウとササミのおかゆ 子供茶碗半分 リンゴとサツマイモのホットサラダ(加熱したリンゴとさつまいもを1センチキューブで、3個ずつ)

離乳後期

おかゆから軟飯に移行する時期です。おかずの食材も増え、厚生労働省の指針では、1日に食べさせるたんぱく質が、このようになっています。

魚   15g
肉   15g
豆腐  45g
全卵  1/2個
乳製品 80g

これに野菜や果物の30gから40gが加わりますから、1日の食事量はかなりあるように思えます。

指針にあるとおり、1日に肉や魚を必ずとらなければいけないというものではありません。あくまでも目安ですから、3食魚のときがあってもいいし、まったく魚を食べない日があってもいいのです。納豆や煮豆などでもたんぱく質はとれますから、メニューをいろいろ工夫してみてください。

必要なのは、離乳食でたんぱく質をしっかりとるということです。指針には卵と乳製品もありますが、アレルギーが心配な場合、別のもので補うようにしましょう。

アレルギーがないからといって、毎食卵料理にしてしまうのもよくありません。同じものばかり食べさせると、それまででなかったアレルギーを誘発する可能性があります。卵料理を食べさせるなら、間2日空けてあげたほうがいいように思います。

*メニュー例

①軟飯 子供茶碗3分の2 鳥ひき肉と豆腐の肉団子 小松菜の味噌汁 果物

②ホウレンソウ入りうどん 子供茶碗1杯 ぶりの煮付け(刺身から転用)キュウリとリンゴとハルサメのサラダ