栄養バランスが良いグリーンピースの幼児食レシピ

さやえんどうのさやの硬い種類(硬莢種)の若い種子が完熟して硬くなる前に収穫したものをグリーンピースといいます。茹でて料理につかったり、缶づめや冷凍食品になるものもあります。品種はアラスカ、ウスイ、シュガーピースなどがあります。冷凍食品のミックスベジタブルの中にはいっていたりしますね。グリーンピースのみだと、色どりやアクセントにシチューにいれたりもします。生の果実はエンドウ豆とも呼ばれ、春に卵とじや、豆ごはんなどがなじみ深いのではないでしょうか。火をとおすとほのかな甘味もあり、やわらく、小さいお子さんも食べやすい野菜です。春の食事の一品にとりいれてみましょう。

グリーンピースの栄養

グリーンピースは栄養素が高く、βーカロチン、ビタミンC、ビタミンB1、B2、B6、カリウム、食物繊維などが豊富に含まれています。βーカロチンは活性酸素を抑えて心筋梗塞などの生活習慣病から守り、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ効果があります。タンパク質や糖質も含み、エネルギー源にもなります。バランス良く栄養がとれるグリーンピースの効能は疲労回復、夏バテ予防、整腸作用などがあります。

グリーンピースの与え方

グリーンピースは離乳食のころから食べることができますが、赤ちゃんころは喉に詰まらせてしまう可能性があるので、茹でで、薄皮をむき、きざんで与えましょう。

グリーンピースのおすすめ料理

◆グリーンピースと高野豆腐のたまごとじ

高野豆腐をつかった定番の栄養満点レシピです。

グリーンピース 80g

高野豆腐 1枚

卵 2個

★だし汁 150ml

★酒 小さじ2

★みりん 大さじ11/2

★薄口醤油 小さじ2

1 グリーンピースは沸騰した湯の塩を少々いれて2分ほどゆでて、ざるにあげて、冷水につける、そのご、ざるにあげておく。高野豆腐は水かぬるま湯につけてもどし、軽く水気をきって一口大にきる。

2 ★の合わせだしを鍋にいれ、一度沸騰させて、高野豆腐をくわえて、弱火で5分ほど煮る。

3 2にグリーンピースを加え、卵でとじて、できあがり。

◆冷凍のグリーンピースを使ってバターソテー

忙しいときのお手軽レシピです。

ベーコン薄切り 2枚

グリーンピース 大さじ2

ミニトマト 2個

ほうれん草 1株

バター 15g

マヨネーズ 小さじ2~

トマトケチャップ 少量

塩、コショウ

1 ベーコンは5㎜幅にカットする、ミニトマトは必要であれば、湯むきをして4等分する。ほうれん草は下ゆでして刻む。

2 フライパンにバターをいれてとかし、ベーコン、グリーンピースは冷凍のままいれて炒める、ミニトマト、ほうれん草をくわえ軽くいためて、マヨネーズ、トマトケチャップ、塩、コショウで味つけして、できあがり。

β―カロテンとビタミンCが豊富!ピーマンを使った幼児食

ピーマンはナス科トウガラシ属の一年草であり、およびその果実になります。トウガラシのうち、一般的に甘味種の品種をピーマンと言います。日本に伝わってきたのは明治時代に入ってからと言われていて、当初は青臭さがありあまり人気がなかったようです。その後クセの少ないよう品種改良が進み、さらに食の欧米化や健康志向への高まりなどから、人気が出てきています。市場に最も多く出回っているのは緑のピーマンで、これは未熟果になります。この未熟果が熟していくことで、黄や赤のピーマンに変化していきます。赤ピーマンは完熟した状態にあり、鮮やかな赤色はカプサンチンという赤色色素によるものです。大きさや口当たりは緑ピーマンとほぼ同じだが、青臭さが減り甘みが増しています。スーパーや八百屋さんに通年で出回り、比較的購入しやすい食材になります。ヘタの切り口が新しく、色味が濃いもので皮につやがあるものがオススメです。

ピーマンの栄養価

最もポピュラーな緑ピーマンは、β―カロテンとビタミンCの含有量がとても豊富になります。さらに赤ピーマンは、緑ピーマンの2倍以上のβ―カロテンとビタミンCを含んでいます。黄ピーマンはβ―カロテン量が劣るものの、ビタミンC含有量は緑ピーマンのおよそ2倍になります。以下に、具体的な栄養価を記載していきます。

○緑ピーマン(100g当たり)

カロリー 22kcal

β―カロテン 400μg

ビタミンC 76mg

○赤ピーマン(100g当たり)

カロリー 30kcal

β―カロテン1100μg

ビタミンC 170mg

○黄ピーマン(100g当たり)

カロリー 27kcal

β―カロテン 200μg

ビタミンC 150mg

ピーマンの克服方法

ピーマンはとてもポピュラーな野菜で手軽に購入しやすいため、家庭にとってなくてはならない食材です。色味がとても鮮やかで他の食材とも合わせやすいので、食卓への登場シーンも多いことでしょう。ピーマンは離乳食中期頃から食べることが可能ですが、月齢が進み幼児食に移行する頃から食の好みが出てくると共に、ピーマンは苦手と感じてしまう子供が多くいます。切り方や他の食材との合わせ方次第で食べやすくなりますので、考えていきたいと思います。

ハンバーグのレシピ

〇材料

挽き肉 50g

卵 1/2個

パン粉 3g

牛乳 大さじ1

たまねぎ 10g

ピーマン 1個

塩コショウ 少々

サラダ油 適量

〇作り方

①パン粉を牛乳に浸しておきます。

②たまねぎ,ピーマンはみじん切りにして、炒めます。

③挽き肉,卵,パン粉,たまねぎ,ピーマンを混ぜ合わせ、塩コショウを加えて手で練ります。

④小判形に形成します。

⑤フライパンにサラダ油をひいて、④を焼きます。

⑥両面しっかり焼けて、中まで火が通ったら完成です。

子供たちが大好きなハンバーグに、ピーマンもみじん切りにして入れてしまいましょう。きっと美味しく食べてくれるはずです。

コンソメスープのレシピ

〇材料

ベーコン 1/2枚

ピーマン 1個

じゃがいも 1/2個

コーン 3g

コンソメ(固形) 1/2個

塩コショウ 少々

〇作り方

①ピーマンは細めの輪切りに、じゃがいもは小さめの一口大に、ベーコンは3cm幅に切ります。

②じゃがいもを水から茹でます。

③じゃがいもが柔らかくなってきたら、ベーコン,ピーマン,コーンを加えて煮ます。

④コンソメと塩コショウで味を調えたら完成です。

ピーマンを細めの輪切りにすることがオススメです。そうすることで、他の食材とともに合わせて食べやすくなります。

セロリを使った美味しい幼児食と薄味の目安

独特の強い香りと歯触りがあるセロリは小さいお子さんにどのように料理したら良いか考えると、使いづらい野菜ではないでしょうか。でも、セロリにも健康的な栄養素がたくさん含まれています。上手に料理にとりいれて、お子さんと一緒に食べてみましょう。セロリは17世紀になって食用になった野菜で、それより以前は薬用として利用されていました。品種が多くありますが、日本でスーパーでみかけるセロリはコーネルという種類のものです。茎は生でサラダや、漬物、煮物に、葉はスープにいれたり、ぬかみそ漬けにする食べ方もあります。茎が太くて長く、葉が新鮮で生き生きとしているものを選びましょう。

セロリの栄養素

βーカロチン、カリウムが豊富で、食物繊維、葉酸なども含まれています。βーカロチンには抗菌作用があり、老化、ガン予防、悪玉コレステロールを抑制する効果があります。カリウムはミネラルの一種で血圧改善、身体に溜まった老廃物を排泄促す効果があります。セロリの独特の香りにはアピオイルという精油成分やアピインなどによるもので、イライラを鎮め、精神を安定させる働きがあります。

セロリの下処理はどうする

セロリは筋が多く、強い香りがあるので、離乳食のころは食べることができません。1歳をすぎたころから、筋を丁寧にとりのぞいて、細かく刻んで食べることができます。

セロリの筋をとるときはピーラー(皮むき器)を使うと、とりやすいです。セロリは葉と茎の部分にきりわけます。茎の上から下に向かって、薄く、皮をむくようにピーラーをおろすと、筋がとれます。

セロリのおすすめの食べ方

◆セロリをポトフに入れて取り分けよう!

セロリは独特の香りがを生かし、西洋料理では香味野菜として利用されることもあります。家庭ではポトフなどに茎は薄く切って、葉も一緒にいれ煮込むと、食べやすいです。お子さんの分をとりわける用ににんじんや、じゃがいも、玉ねぎなどの野菜を、だし昆布を少量いれて、煮た、野菜スープで味を薄めると良いです。その野菜はそのまま一緒に食べることができます。

◆セロリのきんぴらレシピ

豚肉も一緒にいれて、主菜としても利用できます。

≪材料≫

豚肉薄切り 100g

にんじん 1/2本

セロリ 茎1/3本

★砂糖 大さじ1

★みりん 大さじ11/2

★醤油 大さじ11/2

ゴマ油

いりごま(または白ゴマ) 少量

≪作り方≫

1 豚肉は細切り、または細かくたべやすい大きさに切る。にんじんは千切りに、セロリは筋を丁寧にとり、千切りにする。

2 フライパンにごま油をひいて、豚肉を炒め、色がかわったら、にんじん、セロリをくわえ、しんなりするまで炒め、★の調味料を加えて炒めあわせる。

3 いりごまを少量くわえて、混ぜ合せてできあがり。

幼児食の薄味の目安

濃い味、薄い味という味覚は、地域によっても違いますし、年代によっても違います。厚生労働省の推奨基準は、成人で塩分1日6gですが、長年濃い味になれている地域では、改善は難しいようです。

近年は健康志向が進み、ファストフードなどでも減塩が進んできました。市販の加工品も減塩傾向にあるようです。味覚を育てる離乳期から、できるだけ余分な塩分は使わないようにしていきましょう。

離乳初期は調味料を使いません。味気ないと思われるかもしれませんが、離乳初期の赤ちゃんの腎臓には、塩分や余計な糖分は負担になるだけです。

離乳中期からの薄味基準

離乳中期から、調味料の使用を開始します。薄味の基準となる使用量を見て、参考にしてください。大人の平均的な塩分摂取量が、男性で11.1g、女性で9.4gですから、いかに少ないかわかるでしょう。

離乳中期   0.1〜0.15g
離乳後期   0.16〜0.3g
離乳完了期  0.4〜0.6g

しょうゆ(減塩ではないもの)

離乳中期   小さじ1/6
離乳後期   小さじ1/3
離乳完了期  小さじ2/3

砂糖(上白糖)

離乳中期   2〜2.5g
離乳後期   3g
離乳完了期  4g

塩としょうゆは、同時には使いません。どちらか1つだけです。

砂糖は上白糖での量になっていますが、できればオリゴ糖やきび砂糖、てんさい糖など、ミネラルの多いものを使用したいものです。

その他の調味料の使用量  離乳初期はすべて不使用

油(植物油使用) 小さじ1/2~1

バター   風味付け程度 マーガリンよりバターが望ましい

マヨネーズ  卵アレルギーがない子のみ、離乳後期からで少量

ケチャップ 離乳中期から可能だが、小さじ1/2~1まで

みそ    少量風味付け程度  みそ汁は大人の4分の1の濃度で

酢     赤ちゃんは嫌いな味なので、基本的に使用しない 柑橘類で代用

めんつゆ  しょうゆと同量なら使用化 できるだけ添加物の少ないものを選ぶ

ドレッシング類  塩分が多いので、果汁、ヨーグルト、スープなどで薄めて使用

赤ちゃんの薄味、家族に強制はしない

離乳食作りをきっかけに、ついでにご主人も減塩すればいいと思われるかもしれません。減塩はいいけれど、必要以上に減らしてしまってはいけないのです。まったく塩味のない食べ物は、働き盛りの成人男性には不向きだといえるでしょう。

塩分をとりすぎるなと言われていますが、とるなということではありません。成人が体を動かして働くには、塩分が必要なのです。特に肉体労働の多い職場で働く人には、夏場など水分といっしょに塩分の補給も欠かせません。

離乳後期から離乳完了期は、大人の食べ物を取り分けて食べるようになります。そういったとき、調味する前に赤ちゃんの分はとりわけるようにしてください。そうすれば赤ちゃんも家族も、好みの塩味で食事ができます。

調味料に代わるもの

自家製の出汁やチキンスープを使うと、風味があるので調味料を少量でおさえられます。

チーズには、粉チーズやとろけるチーズなどありますが、野菜料理や肉料理に少量使用しましょう。塩分があるので、調理時の塩は必要ありません。チーズの風味があるので、塩なしでもおいしく食べられます。

果汁はサラダのドレッシング代わりに使います。リンゴとニンジンのすり下ろしに、少量のオリーブオイルを加え、茹でたブロッコリーやキャベツにかけて使用します。グレープフルーツ、オレンジなどの果汁も、細かくほぐした実といっしょに、焼いた白身魚のソースなどで使用できます。