和食の基本というと、一汁三菜が一般的です。汁物と、メインとなる主菜が一品、そして箸休めになる副菜が二品、それにご飯が和食の定番です。幼児食にも和食の基本を取り入れたいところですが、そこまできちんと考える必要はありません。子供がおいしく楽しい食事を摂ることを優先し、時には汁物がメインとなる「一汁一菜」を取り入れてみませんか?そこで今回は、メインのおかずにもなるお味噌汁レシピを紹介します。具材のおいしさを味わうために、だしはぜひ昆布とかつお節で一から取ったものを使ってみてください。

すいとん風野菜汁

すいとんは主食代わりにもなり、満腹感もしっかり得ることができる汁物です。すいとんは小麦粉を練って作りますが、今回は小さな子供でも食べやすいように餃子の皮をすいとんの代わりに使います。厚めの皮を使えばモチモチした食感に、薄めの皮を使えばツルツルした食感に仕上がります。野菜は大根やニンジン、ゴボウ、サトイモ、しめじ、玉ねぎなどを使います。細かく切った薄切りの豚肉も入れて、おかず感をアップさせましょう。だし汁に野菜のうまみが溶け出し、そのうまみを餃子の皮がたっぷりと吸ってくれます。

落とし卵の具だくさん汁

ぽとりと落とした卵がメインの具だくさん汁は、朝食にもおすすめです。野菜はおうちの冷蔵庫にあるものを適当に合わせて作りましょう。おすすめはキャベツと玉ねぎとニンジンです。だし汁に食べやすい大きさに切った野菜を入れて柔らかくなるまで煮たら、人数分の卵を落とし4分ほど加熱します。あまりぐつぐつと煮すぎると、だしの風味が飛んでしまったり卵が割れてしまったりすることもあるので、ふつふつするくらいの中火で煮ましょう。卵に火が通ったら適量の味噌を入れて完成です。1cm角のバターを入れると一気に洋風のお味噌汁にアレンジすることもできます。

お肉もしっかり食べられる肉団子汁

お味噌汁から野菜も摂りたいけど、タンパク質もしっかり摂りたいという人におすすめなのが、肉団子汁です。ひき肉に玉ねぎやニンジン、ニラ、レンコンなどの野菜を細かく切って入れれば、お肉と野菜を一気に摂ることができます。肉団子はあらかじめ下茹でしておき、だし汁を温めて味噌を加え、ベースのお味噌汁を作っておきます。ベースのお味噌汁に下茹でした肉団子を加えてさっとひと煮立ちさせてからいただきます。お味噌汁の具にはホウレンソウや小松菜などの青菜と、春雨を一緒に入れるのがおすすめです。いろいろな食感を味わうことができます。

おいもたっぷり満腹汁

お味噌汁にいも類をたっぷり入れると、満腹感が得られるのでおすすめです。ジャガイモ、サツマイモ、サトイモをたっぷり入れましょう。ジャガイモは皮をむきひと口大に切って水にさらしておきます。さつまいもはよく洗い、皮つきのままひと口大に切って水にさらします。サトイモは皮をむきひと口大に切ったら塩を振ってぬめりを取ります。塩を洗い流したら沸騰したお湯でさっと茹で、水で洗っておきます。豚肉の薄切りと大根、ニンジン、白菜をだし汁に入れて加熱し、柔らかくなったらいも類を加えてひと煮立ちさせます。最後に味噌を加えたら完成です。お好みで豆腐を加えてボリュームアップさせてもOKです。