幼児期は、ミルクやおっぱいを飲まなくなるので栄養面ではしっかり管理していきたいところです。幼児期に必要な栄養素は、たんぱく質とカルシウム、そして鉄分です。エネルギー源となるたんぱく質やカルシウムは幼児食にも意識的に取り入れる人が多いですが、鉄分は不足しがちな栄養素と言われています。今回は、幼児期に鉄分が必要な理由と、不足しがちな鉄分をたっぷり摂れるおいしいレシピ2選を紹介します。

鉄分は血液を作るために欠かせない

鉄分は体全体に酸素や栄養を届けてくれる働きをする赤血球を増やすために必要不可欠です。特に幼児期は成長が著しい時期でもありますから、血液を十分に作り出すことが大切です。鉄分が不足すると大人でも貧血になりやすいですが、これは子供も同じです。子供は貧血の症状がわかりにくいですが、疲れやすいという症状で現れるケースが多いです。赤血球が十分に作り出されると、集中力や免疫力がアップにつながります。鉄分が不足してしまうと、注意力が散漫になったり風邪をひきやすかったり、筋力の低下や発育の遅れなどにつながってしまうケースもあるのです。

鉄分が豊富に含まれている食材

鉄分が豊富に含まれている食材というと、レバーやほうれん草を思い浮かべる人が多いですが、この2つ以外にももっと身近なものに鉄分は含まれています。肉類だと牛肉全般と鶏もも肉に多く含まれていますし、イワシやサンマ、アサリやホタテにも含まれています。野菜だと大根菜や小松菜がおすすめです。枝豆はもちろん、乾燥大豆をはじめとした大豆製品にはたっぷりと鉄分が含まれていますし、幼児食にも取り入れやすいというメリットがあります。他にはひじきやあおのりなどの海藻類も積極的に摂りたい食材です。ひとつの食材だけでなくいろいろな食材を組み合わせて取り入れるようにしましょう。

ひじきハンバーグ

・乾燥ひじき大さじ1

・合いびき肉300g

・卵1個

・玉ねぎ2分の1個

・ニンジン3cm

・パン粉2分の1カップ

・塩コショウ

・サラダ油適宜

ひき肉はしっかりこねて粘りを出しておきます。玉ねぎとニンジンはみじん切りにし、サラダ油で炒めましょう。ひき肉に粗熱を取った野菜と水でもどしておいたひじき、卵、パン粉、塩コショウを入れてよくこねます。食べやすい大きさに丸めたら、中火で両面をこんがり焼きましょう。ふたをして3分ほど蒸し焼きにしたら完成です。下味がついているので子供はそのまま食べさせます。大人用には大葉や大根おろしを添え、ポン酢をかけていただくとおいしいです。

納豆和え

・ほうれん草1パック

・ニンジン5cm

・枝豆ひとつかみ(冷凍枝豆も可)

・刻み昆布大さじ1

・納豆1パック

・醤油少々

ほうれん草は柔らかく茹で、1cmほどの長さに細かく刻んでおきます。ニンジンは千切りにし1分ほどさっと茹でます。枝豆はさやから出しておきましょう。すべての野菜をボウルに入れ、刻み昆布と醤油であらかじめ和えておきます。納豆はパックの中で粘りが出るまでしっかりと混ぜてから、野菜の入ったボウルに移しよく混ぜ合わせたら完成です。子供はご飯にかけてあげるのもおすすめです。大人はお酒のおつまみとしても大活躍するおかずです。