里芋は年間とおしてスーパーでみかける野菜ですね。煮物や、汁もの、きぬかつぎ、揚げ物など料理にもいろいろつかえます。甘味があってやわらかいので小さいお子さんでも食べやすい食材です。里芋は地下茎が肥大したもので、株の中心に親イモがあり枝分かれしてできたのものが、子芋、孫イモになります。親イモだけを利用するもの、親、子芋を利用するもの、子芋、孫イモを利用するもの、葉柄を利用するもの(ズイキ)にわけられます。親イモを利用する品種の代表的なものがタケノコイモです。長い円筒形で粉質で、煮物に使われます。
親イモ、子芋を利用する品種は海老芋、セレベス、八ツ頭などです。◆セレベスは親イモは楕円形で褐色で赤みがかり、肥大し質もよく、子芋は形が長く、毛が多く、やわらかく、美味しいです。◆海老芋は大きくエビのようにまがった形で、ほくほくとした粉質で、独特の味わいがありとてもおいしいです。◆八ツ頭は一つのイモからたくさんの芽が出る性質で、親イモ、子芋の大きさもあまりかわらず、不整形な塊状で、水分が少なく、粉質で、でんぷんの量が多く、里芋のなかでも味が良い高級品とされています。子芋を利用する品種は石川早生、土垂(どだれ)、えぐいもなどがあります。◆石川早生は関西地方中心に生産され球形の小型でやわらかく、粘りがあります。◆土垂は関東地方で生産され、やや長い形で、粘りがつよく、やわらかいのが特徴です。◆その他の品種は名前をつけて売られることが少なく、『さといも』として売られていることが多いです。

里芋の栄養素

主成分はでんぷんです。里芋の粘りはガラクタンという炭水化物とタンパク質が結合したものです。えぐみはホモゲンチジン酸、シュウ酸カルシウムによるもので、肌にふれるとかゆくなるのはシュウ酸によるものです。その他、ほかの芋類と比較して多いのがカリウムで、ぬめりの成分のなかにはムチンが含まれ、唾液性ホルモンの分泌を促進し、消化を助けて、便秘を解消する効果があります。

里芋を与える時の注意点

離乳食のころから食べることができる食材ですが、里芋は肌に触れるとかゆみがでるので、口の周りや手につかないように気をつけましょう。特に火を通す前に、皮をむいてるときなどはお子さんの肌にふれないように気をつけましょう。調理の際は泥を流水でおとして、水分をよくふいてから皮をむくか、スーパーで買ったものは、泥があまりついていないので、洗わず、そのまま、皮をむいて、あとで、洗っても良いです。

里芋とひじきのコロッケ

里芋を煮物のようにたいてから、ひじきをまぜてコロッケにします。ひじきには鉄やカルシウムなどの栄養が含まれているので健康的です。

≪材料≫

里芋 6~7個

ひじき 大さじ2

だし汁 250~300cc

◎醤油 大さじ1

◎砂糖 大さじ1

◎みりん 大さじ1

★卵 1/2個

★薄力粉 大さじ1

★水 小さじ1

パン粉 適量

≪作り方≫

1 里芋は両端をおとして、皮をむきます。ボウルに水をいれておき、皮をむいたら、水につけます。ひじきは水につけてもどしておきます。

2 1の里芋の軽く洗い、縦に半分に切り、鍋に水をいれ、下ゆでをします。中火でことことゆがき、竹串がとおるかたさになったら火からおろします。

3 鍋に里芋とだし汁をいれ、沸騰したら、◎の調味料をいれて、煮汁が少なくなるまで、たいていきます。煮汁がなくなってきたら、里芋がこげないように鍋をまわしながら、少し、水分をとばします。

※ 里芋をたいているときに、油を170度にあたためておきます。ボウルなどに、★の卵、小麦粉、水をまぜておきます。

4 3をボウルにあけて、つぶしていきます。水でもどしたひじきは水で洗って、里芋にまぜあわせます。※里芋が器具でつぶしにくいときは少し冷めてから、手でにぎりつぶしてもいいです。

5 4の里芋を丸い小判型に形をととのえていきます。大きさはお好みでいいです。形を作る時、手に水をつけると、丸めやすいです。

6 5の里芋を★の卵と小麦粉と水を混ぜておいた液にくぐらせ、パン粉をつけます。

7 170度にあたためた油できつね色になるまで、揚げて、完成です。

野菜が摂れるおいしいおやつのレシピ3選

子供の野菜嫌いはすぐに直すことは難しく、子供が自分から進んで「食べてみよう」と思うことが最も大切です。「ひと口でいいから食べてみよう?」と親が進めても、野菜に対して苦手意識があるとなかなか口にしてくれません。そんな時に役立つのが、野菜を入れたおいしいおやつです。そこで今回は、簡単に手作りできる野菜入りおやつのレシピを3つ紹介します。

かぼちゃプリン

かぼちゃは栄養価が豊富なうえ、甘くて食べやすいことから子供でも抵抗なく食べることができる野菜です。甘いかぼちゃをプリンにして、さらにおいしく食べやすくしたレシピです。

・かぼちゃ100g~200g

・牛乳200ml

・卵2個

・砂糖25g

かぼちゃはレンジで柔らかくなるまで加熱し、皮を取り除きます。ミキサーがあれば、卵以外の材料をすべてミキサーに入れて滑らかになるまで撹拌します。ミキサーがなければ泡立て器で混ぜ、ざるで漉しておきましょう。ボウルに移し卵を入れたらよく混ぜて、ざるで漉します。耐熱容器に液を入れ、150度のオーブンで35分蒸し焼きにします。スチーム機能がついていないオーブンは、天板に1cmほど水を張って加熱しましょう。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やしたら完成です。

野菜カップケーキ

ホットケーキミックスを使った簡単カップケーキです。好みの野菜を使って作ることができるので、いろいろな味を作ってみてください。

・ホットケーキミックス200g

・卵2個

・牛乳50ml

・好みの野菜50g程度

・砂糖50g

・バターもしくはサラダ油50g

ホットケーキを作る要領で、ホットケーキミックスに野菜以外の材料をすべて入れて混ぜ合わせ、ベースとなるタネを作っておきます。ほうれん草やニンジン、かぼちゃやさつまいもなど、好みの野菜をレンジで加熱して柔らかくし、すり鉢などでペースト状にしておきます。野菜ペーストをベースのタネに混ぜ合わせたら、カップの7分目まで注ぎいれ180度に予熱したオーブンで15分ほど焼きましょう。ホイップクリームを添えてもおいしくいただけます。

野菜チップ

もっといろいろな野菜をモリモリ食べてもらいたいという人におすすめなのが、野菜チップです。意外と簡単に作れるので、ぜひおやつに作ってみてください。

・揚げ油適量

・好みの野菜適量

好みの野菜を薄くスライスし、水気を取ってから180度に熱した油でパリッと揚げるだけの簡単ステップです。野菜はジャガイモやさつまいもなどのイモ類はもちろん、かぼちゃも甘くておいしいです。なるべく薄くスライスしてパリッとした食感に仕上げましょう。ニンジンも独特の風味が抜け、食べやすくなるのでおすすめです。ニンジンは薄すぎると焦げてしまうので、少し厚みを持たせてカットするのがポイントです。ごぼうやレンコンなど、子供があまり好んで食べない根菜類も野菜チップにすると非常に食べやすく、モリモリ食べてくれること間違いなしです。水分が多い野菜は、揚げる前にレンジで1分ほど加熱して水分を飛ばしてから揚げると、食感が良くなります。平らのお皿に並べてラップをかけずにレンジで加熱しましょう。野菜チップが出来上がったら、軽く塩を振っていただきましょう。葉物など野菜チップに適さない野菜もあるので、注意が必要です。