幼児食で野菜嫌いを克服しよう

幼児食を進めていくうちに色々な悩みが出てきます。その一番の問題が好き嫌い。特に野菜嫌いになってしまう子供が多いです。そのため、どのような方法で野菜を食べさせようか頭を悩ませてしまいます。野菜にはビタミンやミネラル、鉄分等様々な栄養素を含むので積極的に摂りたい食べ物です。野菜不足にならないよう野菜嫌いの子供にも食べてもらえるレシピをみていきましょう。

幼児期に積極的に摂りたい野菜

○ビタミンAを含む野菜
強い骨を作る働きを助けるビタミンA。子供の成長期に関わる幼児期に積極的に摂りたい栄養素です。これらの多くは緑黄色野菜(ブロッコリー、にんじん、かぼちゃ等)に含まれています。

○ビタミンB群を含む野菜
ビタミンB群はそれぞれエネルギーを供給する作用がありますが、子供に積極的にあげたいのはその中でもビタミンB1、B2になります。ビタミンB1は糖質をタンパク質に変え、B2によってエネルギーに変換されるのです。成長期にはこのB2を多く必要とします。ほうれん草やブロッコリー、ジャガイモ等に多く含まれます。

○鉄分の多い野菜
鉄分は貧血を防ぐ役割があるので、こちらも幼児期に積極的に取り入れたい野菜です。幼児期や成長期には成長するためにたくさんの血液が必要になります。ほうれん草や小松菜などに多く含まれます。

野菜嫌いを克服しよう!幼児食レシピ

それでは実際にはどのようなレシピが野菜嫌いの子供にも食べてもらえるようなメニューになるのでしょうか。野菜嫌いの子供は見た目でその野菜が見えてしまうと受け付けません。ですので、細かく切ったり、すったりして他のものに混ぜてしまうと食べてくれる可能性が大きいです。またそのままの見た目でも味付けによって左右されるので味付けにも気を配りましょう。

○野菜チップス
野菜チップスは野菜そのままの見た目が残りますが、チップスなので、おやつ感覚で食べてくれます。子供は揚げ物が好きなので、揚げた野菜チップスに少量の塩を振ればそれだけで十分です。

材料
お好きな野菜(レンコン、ジャガイモ、サツマイモ等) お好きなだけ
油 適量
塩 適量

作り方
野菜をスライサーでスライスする。
スライスした野菜を180度の油で揚げる。
揚げた野菜を油切りし、塩を振りかけて出来上がり。

○ほうれん草入りジャガイモ餅
ほうれん草は少し苦味があることから嫌われてしまう野菜の一つです。しかし、もちもちのジャガイモと一緒にすれば食べてくれること間違いなしです。

材料
ジャガイモ 大1個
ほうれん草 一束(葉の部分のみ)
片栗粉 小2
サラダ油 適量

作り方
ほうれん草を茹で、食べやすい大きさに切る。ジャガイモのの皮をむき6〜8等分に切ったらレンジで加熱し柔らかくする。
茹でたほうれん草とジャガイモをよく混ぜ合わせ、片栗粉を加える。
食べやすい大きさに成形し、熱したフライパンで焼く。
両面がこんがり焼けたら出来上がり。
お好みで塩やケチャップ、マヨネーズをつけて召し上がれ。

○野菜ハンバーグ
子供が大好きなハンバーグも野菜を入れてしまえばそれだけで簡単に栄養も摂れるし、子供たちもパクパク食べるでしょう。野菜はお好きな野菜や残り物野菜でかまいません。

材料
合挽き肉 200g
豆腐 200g
パン粉 一掴み
玉ねぎ 1/4個
にんじん 1/2個
ほうれん草(茹でる) 1束
卵 1/2個
塩、胡椒、ナツメグ 少々
水 100㏄

作り方
玉ねぎとほうれん草をみじん切りにし、にんじんはすりおろす。
豆腐を泡立器で混ぜ、パン粉を入れふやかしておく。
ボウルに野菜、パン粉入り豆腐、合挽き肉、卵をいれ、粘りが出るまでこねる。塩、胡椒、ナツメグをいれる。
熱したフライパンに油をいれ、小判形に成形したハンバーグを焼く。両面に焼き色がついたら水をいれて蒸し焼きにする。
水がなくなり、ふっくら焼けていたら完成。

幼児食に使えるミックスベジタブル活用法

野菜が足りない時、簡単に調理できるミックスベジタブルを利用するのはどうでしょうか。小さく切り分けられているので調理も簡単です。彩りも豊かですので、幼児食にぴったりの食材になります。そんなミックスベジタブルを使ったレシピをご紹介します。

ミックスベジタブルって栄養あるの?

冷凍食品であるため、生の野菜に比べ栄養があるのか不安になるかと思います。加熱処理等をする時点で少しは生野菜より栄養は劣るものの、それぞれの野菜に含まれるような以下の栄養素が含まれています。
○ビタミンA
○ビタミンK
○ビタミンB1
○葉酸

しかし、生野菜に含まれるような以下の栄養素は不足しがちですので、ミックスベジタブルを使ったときは他にこれらを補う食品を一緒にとるといいでしょう。
○ビタミンD
○ビタミンB12
○コレステロール等

ミックスベジタブルで幼児食

○野菜の卵焼き
ミックスベジタブルを使った彩り豊かな卵焼きは子供の心をつかむ幼児食です。目で見て楽しみ、味でも楽しめる、2回美味しいレシピです。

材料
卵 1個
ミックスベジタブル 適量
砂糖 小1/2

作り方
ミックスベジタブルを解凍し置いておく。
ボウルに卵を割りいれ、砂糖を入れてよくときほぐす。
卵液にミックスベジタブルを混ぜ合わせフライパンで焼く。
出し巻き卵を作るように焼いてもいいし、オムレツのように焼いてもよい。

○ホットケーキミックスで簡単ベジパン
手軽にできる野菜のパンはいかがでしょうか。ホットケーキミックスを使うので調理時間も少なくて済みます。ぜひおやつや朝食にどうぞ。

材料
ホットケーキミックス 50g
牛乳 75CC
ミックスベジタブル 30g程度

作り方
ミックスベジタブルを解凍する。
ボウルにホットケーキミックスと牛乳を入れよく混ぜる。
そこへミックスベジタブルを投入。
熱したフライパンに油をひき、ベジパンのタネを焼く。
ホットケーキを作る要領で両面焼き、中までしっかり火が通ったら完成。

○にんじんライス
忙しい時やお出かけしていた時におすすめの炊飯器でできるにんじんライスの紹介です。炊飯器にいれて待つだけなので簡単にできます。

材料
米 2合
にんじん 1本半
ハム 3枚
ミックスベジタブル お好きな量
コンソメ 大1/2
塩 小1/2
バター 10g

作り方
にんじんをすりおろし、水分をきり、にんじんのかすとにんじん水に分けておく。
ハムは小さく切り、ミックスベジタブルは軽く水洗いする。
お米を普通に炊くように炊飯器にセットし、そこへバター以外の材料を入れる。このときにんじんのかすも忘れずに入れる。
水が米3合分のところになるように加え、スイッチオン。
炊けたらバターを混ぜてできあがり。

幼児食の副菜にさやいんげん白和えレシピ

さやいんげんはいんげん豆の若さやを利用するものの総称です。豆と野菜の栄養素をバランスよく持ち合わせていて、つる性のものと、つるのないものがあります。一度ゆでてから、料理に使います。かたいものは重曹を少量いれてゆでると、色もぬけず、やわらかくゆであがります。和え物、揚げ物、炒め物、煮物といろいろな料理に使うことができます。

タンパク質、糖質を多く含み、若いさやには遊離アミノ酸が含まれています。中でもβーカロチンが豊富で皮膚や粘膜の健康維持や免疫力を高め、かぜの予防になります。遊離アミノ酸のアスパラギンには高血圧予防や、疲労回復に効果があります。

さやいんげんの選び方・下処理

さやいんげんは肉厚で、種子の部分が盛り上がっていないものを選びましょう。太さが均一で細めで、表面にハリがある、みずみずしいものが良いです。保存するときはしなびやすいので、ポリ袋にいれて、野菜室にいれます。ゆでて冷凍保存しておくと使うときに便利です。

ゆでる時は筋があるものは筋をとり、お湯に少しの塩をいれて、ゆでます。大人がたべるときは硬めにゆでると歯ごたえがありますが、小さいお子さんが食べる時はやわらかめにゆでましょう。

さやいんげんの白和え

≪材料≫

さやいんげん 80g

木綿とうふ 80g

★すりごま 小さじ1

★砂糖 小さじ1

★醤油 小さじ1/2

★だし汁 少々

≪作り方≫

1 豆腐は水気をきり、ペーパータオルに包み、ざるにのせて、重しをのせて、15分~20分水きりをする。さやいんげんは筋をとり、やわらくゆでて、一口で食べれるサイズにきる。

2 ボウルに1の豆腐をくずしいれて、ゴムべらでなめらかにまぜる。★の調味料を加えて、まぜる。1のさやいんげんを和えて、できあがり。

切り方が大切!白菜を使った幼児食

白菜の原産地は中国北部であり、アブラナ科アブラナ属の二年生植物になります。日本には明治時代に渡来したとされていて、本格的に栽培され食されるようになったのは日清日露戦争以降と言われています。中国では白菜の種類はとても多くありますが、日本で食されるのは主に山東型と呼ばれているものになります。スーパーや八百屋さんでは通年で出回っていますが、旬の時期は11月~2月頃の冬季になります。国内では、茨城,千葉,長野,山形,北海道,群馬,兵庫,愛知などで栽培されています。購入の際は、ずっしりと重みがあり瑞々しく丸みがあって巻きがしっかりしているものが良いでしょう。1/2や1/4にカットされている物ならば、切り口が盛り上がっていないものを選びましょう。さらに黄色の部分が多く葉が詰まっているものがオススメです。

白菜の栄養価

白菜には、ビタミンC,カリウム,カルシウムなどが含まれています。以下に、具体的な栄養価を記載していきます。

○白菜(100g当たり)

カロリー 14kcal

ビタミンC 19mg

カリウム 220mg

カルシウム 43mg

葉酸 61μg

食物繊維 1.3g

白菜は切り方が大切

白菜は離乳食の初期から食べさせられる食材になります。幼児食になると調理や味付けの幅が広がり、様々な料理で白菜の美味しさを楽しむことができます。その際に大切になってくるのが、白菜の切り方になります。主な切り方には、そぎ切り,細切り,せん切り,ざく切り,みじん切りなどがあります。様々な料理に合った切り方をしていきましょう。

ミルフィーユ鍋のレシピ

〇材料

白菜 80g

豚肉 30g

和風だしの素 3g

ポン酢 適量

〇作り方

①白菜はざく切りにします。

②豚肉は白菜より少し小さめに切ります。

③白菜と豚肉を交互に重ねながら層を作り、鍋に入れます。

④たっぷりの水と和風だしの素を入れて、火にかけます。

⑤豚肉に火が通り、白菜がクタクタに煮えたらお皿に盛り付けます。

⑥ポン酢を回しかけたら完成です。

柚子の味が好きな子供には、柚子ポン酢がオススメです。白菜はクタクタになるまで煮るので、大きめのざく切りで大丈夫です。

白菜餃子のレシピ

〇材料

白菜 50g

挽き肉 30g

キャベツ 30g

砂糖 小さじ1/3

醤油 小さじ1/2

塩コショウ 少々

酒 小さじ1/3

餃子の皮 5~6枚

サラダ油 小さじ1

ゴマ油 少々

〇作り方

①白菜,キャベツはみじん切りにします。

②大きめのボールに、白菜,挽き肉,キャベツ,砂糖,醤油,塩コショウ,酒を入れてよく練ります。

③②を餃子の皮に包みます。

④鍋にサラダ油をひいて、③を並べて焼きます。

⑤少し焼き色がついたら分量外の水を加えて、蓋をします。

⑥最後に火力を強めて、ゴマ油を少々加えて焼き色がついたら完成です。

白菜はキャベツと共にみじん切りにすることで、餃子の皮に包みやすくなります。

白菜とベーコンの卵とじのレシピ

〇材料

白菜 50g

ベーコン 1枚

ゴマ油 小さじ1

鶏ガラスープの素 3g

塩コショウ 少々

卵 1/2個

〇作り方

①白菜はそぎ切りにします。

②ベーコンは3cm幅に切ります。

③卵は割りほぐしておきます。

④フライパンにゴマ油をひいて、白菜とベーコンを炒めます。

⑤鶏ガラスープの素,塩コショウで味を調えます。

⑥卵を加えて、軽く混ぜ合わせたら完成です。

ここでは白菜は炒めるので、そぎ切りにしましょう。そぎ切りにすることで、ざく切りよりも火が通りやすく、味が絡みやすくなります。