カルシウムとは

カルシウムには、体の中の骨や歯を作ってくれるという大切な働きがあります。乳幼児期に次いで成長がとても著しい幼児期には、カルシウムは特に必要不可欠とされている栄養素になります。そして、カルシウムは体の中に貯蓄しておける量に限りがあるのです。そのため、一度にたくさん食べても栄養源という部分からみると無駄になってしまうこともあるため、毎日コツコツと摂取できるように心がけていくことが望ましいとされています。

ここでは、幼児期に無理なくカルシウムを摂取できるようなメニューを取り上げていきます。今回は、主に海藻,野菜類を使ったメニューになります。

ひじきの煮物のレシピ

〇材料

ひじき(乾) 10g

にんじん 10g

油揚げ 1/2枚

ゴマ油 小さじ1

だし汁 1/2カップ

砂糖 小さじ1/2

醤油 小さじ1

酒 小さじ1/2

〇作り方

①ひじきを戻しておきます。

②にんじんはせん切り、油揚げは短冊切りにします。

③鍋にゴマ油をひいて、ひじき,にんじん,油揚げを炒めます。

④だし汁を加えて、煮ていきます。

⑤砂糖,醤油,酒で味を調えます。

⑥少し煮汁が残るぐらいまで煮切ったら完成です。

カルシウムをたっぷり含んでいるひじきを使ったメニューになります。子供の好みで、いんげん,枝豆,まいたけなどを加えると旨味と栄養価がアップします。冷蔵庫で保存が可能なので、常備菜としても向いています。ひじきはカルシウムの他にも、カリウム,鉄,食物繊維なども多く含んでいるとても栄養価が高い食材になります。また、価格も安く変動が少ないのも、嬉しいポイントになります。

切り干し大根の煮物のレシピ

〇材料

切り干し大根(乾) 10g

にんじん 10g

油揚げ 1/3枚

いんげん 3~4本

だし汁 1/2カップ

醤油 小さじ1

砂糖 小さじ1/2

酒 小さじ1/2

みりん 小さじ1/2

〇作り方

①切り干し大根を洗いながら、戻しておきましょう。

②にんじんはせん切り、油揚げは細切りにします。

③いんげんは筋を取り、斜め切りにします。

④鍋にだし汁,にんじんを入れて、柔らかくなるまで煮ます。

⑤醤油,砂糖,酒,みりんを加えて再度煮たてたら、切り干し大根,油揚げ,いんげんを加えて煮ていきます。

⑥味がなじみ、水分が減ってきたら完成です。

カルシウムたっぷりの切り干し大根を使ったメニューになります。切り干し大根は戻した後に、少し切っておくと子供にとって食べやすくなります。いんげんはもちろん生の物を使っても良いですが、冷凍いんげんを使うと筋取りの必要がなくなり時間短縮になります。是非、活用してみて下さい。

胡麻和えのレシピ

〇材料

ひじき(乾) 5g

小松菜 1束

にんじん 15g

黒ゴマ 3g

醤油 小さじ1

砂糖 小さじ1/2

和風だしの素 3g

〇作り方

①ひじきは戻しておきます。

②小松菜は3㎝幅に切り、下茹でをします。

③にんじんはせん切りにして、下茹でをします。

④黒ゴマ,醤油,砂糖、和風だしの素を合わせておきます。

⑤ひじき,小松菜,にんじんを④と混ぜ合わせたら完成です。

カルシウムたっぷりのひじき,小松菜を使ったメニューになります。常備菜としても重宝し、水分も出にくいのでお弁当にも活用しやすい1品になります。小松菜はアクが少ないので、とても調理しやすい食材になります。

植物性たんぱく質をたっぷり含む幼児食

たんぱく質は血液や筋肉などの体の基盤を作る上でとても大切な栄養成分であり、生命の維持と体内の代謝を円滑にしていくためには必要不可欠な栄養素になります。成人の大人では体重1kg当たり約1gのたんぱく質が必要なのに対して、子供は体重1kg当たり1.5g~2gを必要としています。成長が著しい幼児期は、体重当たりで考えると大人以上にたんぱく質を欲していることになるのです。たんぱく質はアミノ酸がいくつか組み合わさって作られているものになります。その中でも「必須アミノ酸」という言葉を耳にしたことがあるかと思いますが、これは10種類ありとても大切な成分になってきます。必須アミノ酸とは体の中で生成することができないため、食品から摂取していく必要があるアミノ酸になります。これらが欠けてしまうと体のバランスが崩れやすくなってしまうので、たんぱく質を含んでいる食材を偏りなく食べるようにしていきましょう。

ここでは、幼児期の成長に大切なたんぱく質をきちんと摂取できるメニューを取り上げていきます。今回は、植物性たんぱく質を多く含んでいる大豆製品に特化していきたいと思います。

豆腐サラダのレシピ

〇材料

豆腐(絹でも木綿でもお好みの方で) 1/3丁

ワカメ(乾) 2g

トマト 1/4個

きゅうり 10g

カニカマ 10g

お好みのドレッシング

〇作り方

①豆腐はパックから出したそのままの状態で、大きめのボールなどに入れます。

②豆腐のまわりにワカメをそのままの乾燥した状態で入れて、手で軽く豆腐にくっつけるようにします。このまま10分ほど置いておくと、豆腐の水切りとワカメを戻すことができます。

③トマトは一口大に乱切りして、きゅうりは細切りにして、カニカマはほぐしておきます。

④②の豆腐とワカメを手で軽く潰しながら、トマト,きゅうり,カニカマを加えます。

⑤お好みのドレッシング(和風ドレッシング,チョレギサラダ用ドレッシングがオススメです)であえたら、完成です。

豆腐の水切り+ワカメの戻しは、本来は時間がかかり洗い物なども増えてしまいますが、この方法なら楽にできるのでオススメです。子供の好みで、ハムや枝豆を加えてもカラフルで可愛らしいサラダになります。ボリュームのあるサラダで、食べ応えバッチリです。

肉豆腐のレシピ

〇材料

牛バラ肉 50g

焼き豆腐 1/3丁

小松菜 15g

長ネギ 10g

えのき 10g

まいたけ 10g

だし汁 1カップ

醤油 小さじ2

砂糖 小さじ1

酒 小さじ1

〇作り方

①牛バラ肉は、一口大に切ります。

②焼き豆腐は食べやすい大きさに切ります。

③小松菜,長ネギは3cm幅程度に切ります。

④えのき,まいたけはほぐしておきます。

⑤鍋に、だし汁,醤油,砂糖,酒を熱します。

⑥沸騰したら、牛バラ肉を入れます。

⑦焼き豆腐,小松菜,長ネギ,えのき,まいたけを加えて、15分ほど煮ていきます。

⑧味が染みたら、完成です。

肉豆腐には、絹ごし豆腐や木綿豆腐でも良いですが、焼き豆腐が最も合います。まわりの焦げ目の美味しさと、煮崩れしにくいのがポイントになります。たっぷりの植物性たんぱく質と多くの野菜類で、栄養たっぷりです。

まとめ

良質のたんぱく質をたくさん取り入れて、元気な体作りに役立てていきましょう。大豆製品だけだと好まない子供も多いので、好きな食材を組み合わせながら工夫していくと良いです。