1歳半ごろになると咀嚼力も成長し、いろいろなものを食べられるようになります。固さや水分も大人とほとんど同じ調理法をしても問題なく食べることができますが、味付けだけはまだ薄味を心がけることが基本です。わざわざ子供のために別のメニューを作るのは面倒ですし、取り分けできるメニューが理想です。今回は手軽に作って取り分けができる炊飯器を使ったメニューのメリットと、おいしいレシピを紹介します。

とにかく手軽に作ることができる

毎日の食事の準備は献立を考えるところから後片付けまできちんとやるとなると、やはり大変なことです。炊飯器調理の最大のメリットは、何と言ってもとにかく簡単で手軽に作ることができるという点です。お米と具材を入れてスイッチを押すだけで、あとは炊き上がるのを待つだけです。洗い物の炊飯器だけでいいので、後片付けも楽チンです。時短であいた時間はゆっくり休んでもいいですし、子供とのコミュニケーションの時間として使ってもいいでしょう。

味付けはあとでできる

煮物や炒め物など、つい取り分けるのを忘れて大人と同じ味付けをしてしまうこともよくあることです。炊飯器調理は、初めは薄味に味付けをしておいて食べるときにしっかり味付けをして食べることができます。炊き込みご飯は塩を、オムライスはケチャップを、とトッピングソースを用意しておくと大人もおいしくいただけます。

みんなが同じものを食べる喜びを感じられる

離乳食期は子供だけ別のメニューを与えることも多いですが、幼児食に切り替えたころから大人と同じものを食べる経験をさせてあげることが大切です。家族みんなが同じものを食べることで、おいしいという気持ちを共有することができます。「みんなで食べるとおいしいね」という経験を幼いうちから積み重ねていくことで、食事を楽しいものを認識し食に興味を持たせるきっかけにもなります。

和風海南チキンライスのレシピ

・白米1合

・鶏肉(胸・ももどちらでも)1枚

・玉ねぎ6分の1個

・鶏ガラスープのもと小さじ1

・塩ひとつまみ

・醤油少々

・水適宜

○タレ

・水大さじ1

・醤油大さじ2

・みりん小さじ1

・砂糖小さじ1

・長ネギ5cm

・すりおろしにんにく少々

・すりおろしショウガ少々

・ごま油少々

白米はきれいに洗い、炊飯器に入れます。1合の線よりも少し下まで水を入れ、鶏がらスープのもとと塩、醤油を入れてひと混ぜします。両面をフォークで刺した鶏肉を米の上に乗せ、鶏肉の周りに薄切りにした玉ねぎを入れてふたをし、標準炊きでスイッチを押します。

炊き上がるのを待っている間に、大人用のソースを作りましょう。耐熱容器に長ネギ以外のすべての材料を入れて混ぜ合わせ、ふんわりとラップをかけて電子レンジで1分加熱します。タレが熱いうちにみじん切りにした長ネギを入れてひと混ぜしたら、大人用のタレの完成です。

炊飯器の調理が終わったら鶏肉だけを取り出し、薄くスライスしておきましょう。炊飯器の中で炊き上がったご飯を下からしっかり混ぜたら、お皿にご飯を盛り付けます。その上にスライスした鶏肉をきれいに並べて食卓に出しましょう。盛り付けは大皿でも一人ずつによそってもOKです。ミニトマトやカイワレ大根、塩もみしたキャベツなどを一緒に添えると彩りもキレイです。