青ネギを使った幼児食

青ネギの原産地は中国西部で、ユリ科ネギ属に属しています。中国では紀元前から栽培されていたようで、とても歴史が古い食材になります。日本には8世紀頃に中国から渡来し、栽培されてきました。現在では、関西地区が主産地になり、福岡,高知,山口などで多く栽培されています。スーパーや八百屋さんなどでは通年で出回っていますが、旬の時期は冬になります。購入の際は、葉の鮮やかでピンとしていて、瑞々しい物がオススメです。

青ネギの栄養価

青ネギはβ―カロテンの含有量が豊富で、他にビタミンB1,ビタミンB2,葉酸,カルシウム,カリウムなどを多く含んでいます。以下に、青ネギの具体的な栄養価を記載していきます。

○青ネギ(100g当たり)

カロリー 30kcal

β―カロテン 1500μg

ビタミンB1 0.06mg

ビタミンB2 0.11mg

葉酸100μg

カルシウム 80mg

カリウム 260mg

ビタミンK 110μg

ビタミンC 32mg

青ネギは加熱し過ぎないようにしよう

青ネギは、離乳食の中期頃から食べさせることができる食材になります。しかし、離乳食の間はしっかり加熱してから食べさせるということが基本になってしまうと思います。青ネギは加熱し過ぎると、鮮やかな緑色が失われ且つ香りや風味も半減してしまいます。そのため幼児食に移行後は、必要以上の加熱し過ぎに気を付けることをオススメします。青ネギが苦手という子供は多いと思います。その際は加熱によって存在を分からなくするのではなく、切り方や他の食材との組み合わせで工夫していくと良いでしょう。

チャーハンのレシピ

〇材料

ごはん 120g

卵 1個

ゴマ油 小さじ1/2

ハム 2枚

青ネギ 3g

サラダ油 小さじ1

鶏ガラスープの素 小さじ1/3

塩コショウ 少々

醤油 少々

〇作り方

①卵を割りほぐし、ごはん,ゴマ油と混ぜ合わせておきます。

②ハムは短冊切りにします。

③青ネギは、限りなくみじん切りに近い小口切りにします。

④フライパンにサラダ油をひいて、ハム,青ネギを炒めます。

⑤①を加えて、切るように混ぜ合わせます。

⑥鶏ガラスープの素,塩コショウ,醤油で味を調えます。

⑦強火で水分を切るように炒めていき、パラパラチャーハンが出来上がったら完成です。

青ネギを細かく切り、ごはんなどと混ぜ合わせることで食べやすくなります。子供の好みで、コーンやカニカマなどを加えても良いでしょう。

ハンバーグのレシピ

〇材料

合いびき肉 60g

卵 1/2個

パン粉 3g

牛乳 小さじ2

塩コショウ 少々

たまねぎ 5g

青ネギ 5g

サラダ油 小さじ1

ケチャップ 適量

〇作り方

①パン粉を牛乳につけておきます。

②たまねぎ,青ネギはみじん切りにします。

③フライパンにサラダ油をひいて、たまねぎを炒めておきます。

④大きめのボールに卵を割りほぐし、合いびき肉,塩コショウ,炒めたたまねぎ,青ネギを加えて練り合わせます。

⑤つけておいた牛乳をしぼったパン粉も加えて、さらに練り合わせます。

⑥空気を抜きながら、小判型を作っていきます。

⑦フライパンにサラダ油をひいて、⑥を並べて火が通るまでじっくり焼き、両面に少し焦げ目がついたら完成です。

⑧お好みでケチャップを付けて食べて下さい。

子供が大好きなハンバーグに青ネギを混ぜてしまうことで、無理なく自然に食べられるはずです。お好みで煮込みハンバーグなどにすることで、さらに青ネギが入っていることが気にならなくなります。

青じそを使った幼児食

青じその原産地は中国南部,ミャンマー,ヒマラヤであり、シソ科シソ属の食材になります。葉に縮のないものと、細かい縮がある縮緬じそがあり、別名で大葉と呼ばれ親しまれています。清涼感がある香りが特徴的で、薬味,刺身の彩り,天ぷらなどには欠かすことができない食材です。日本では古来からある野菜の1つであり、奈良時代から栽培されていたと言われています。国内分布としては愛知,茨城,高知などで栽培されていて、スーパーや八百屋さんなどでは通年で出回っていますが、旬の時期は5月~8月頃になります。購入の際は、鮮やかな緑色が濃く、艶があり、香りが豊かな物がオススメになります。

青じその栄養価

青じそはβ―カロテン,ビタミンC,カルシウムを多く含んでいます。清涼感ある香りはぺリルアルデヒドによるもので、殺菌効果や食欲増進効果があるとされています。以下に、青じその具体的な栄養価を表記していきます。

○青じそ(100g当たり)

カロリー 37kcal

β―カロテン 1100μg

ビタミンC 26mg

カルシウム 230mg

葉酸 110μg

青じそは保存方法が大切

青じそは様々な料理に登場しますが、一気に多くの量を使うことはあまりありません。しかし、スーパーなどでは、10枚~が束になって売られていることが多いと思います。そのため、家庭での保存方法が重要になってきます。青じそは乾燥するとしおれてきてしまうので、ある程度の湿気を保つ必要があります。基本的には、ジップロックなどの袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。それでも乾燥してしまった時は、氷水につけた後にきちんと水けを拭き取り、使用すると良いでしょう。月齢としては、離乳食中期~後期にかけてぐらいから食べさせることができますが、鮮やかな緑色故に好まない子供が数多くいます。その場合は無理に食べさせる必要はないので、大人と同じ物が食べられるようになる幼児食へ移行後に少しずつ慣らしていけば大丈夫です。その際も青じそをそのまま食べる必要はないので、混ぜたり和えたりしながら自然に食べられるように心がけましょう。

青じそ餃子のレシピ

〇材料

青じそ 5枚

ウインナー 5本

餃子の皮 5枚

サラダ油 小さじ2

〇作り方

①餃子の皮の上に青じそをひいて、ウインナーを置き巻きます。

②フライパンにサラダ油をひいて、①を少し焦げ目がつくようにカリッと焼いたら完成です。

ウインナーを使って、手軽に作れる餃子になります。ウインナーと青じそにしっかりと味が付いているので、余計な調味料は不要になります。子供の好みで、チーズなどを一緒に巻いても美味しく食べられます。

青じそナゲットのレシピ

〇材料

青じそ 2~3枚

豆腐 1/2丁

ツナ缶 1/2缶

卵 1/2個

小麦粉 大さじ1

醤油 小さじ1/2

マヨネーズ 3g

サラダ油 適量

〇作り方

①青じそは混ざりやすいように、粗みじん切りか細切りにしておきます。

②豆腐は水切りしておきます。

③青じそ,豆腐,ツナ缶,卵,小麦粉,醤油,マヨネーズを混ぜ合わせて、スプーンで型を作りながら揚げ焼きにします。

④両面に少し焦げ目がついたら完成です。

ナゲットに青じそを加えることで、良いアクセントになります。混ぜ合わせることで青じそ本来の独特の香りが感じにくくなるので、子供にとっても食べやすくなります。