セロリを使った幼児食

セロリの原産地はヨーロッパで、セリ科オランダミツバ属の食材になります。セロリの歴史は古く、ヨーロッパでは紀元前5世紀頃の古代ギリシャローマ時代から、薬用や匂い消しなどに利用されていたそうです。野菜として使われるようになったのは17世紀に入ってからで、イタリアが最初とされています。その後、フランスやイギリスへと広まっていきました。現在、国内での栽培は長野,静岡,福岡,愛知などが主流になっていて、アメリカからの輸入品もあります。スーパーや八百屋さんなどでは通年で出回っていますが、旬の時期は11月~5月頃になります。購入の際は、葉にツヤがあり茎の幅が広く肉厚の物がオススメです。また、全体的に瑞々しく香りが良い物が良質と言われています。逆に茎が白っぽく葉が黄ばんでいる物は古いので注意が必要です。

セロリの栄養価

セロリはビタミンB1,ビタミンB2,カリウムなどを含んでいます。また、茎にはメチルメチオニン(ビタミンU)が含まれています。以下に、具体的な栄養価を表記していきます。

セロリ(100g当たり)

カロリー 15kcal

ビタミンB1 0.03mg

ビタミンB2 0.03mg

カリウム 410mg

セロリを上手に活用しよう

セロリは香味野菜として、サラダや付け合せに使用することが多い食材になります。時期的には離乳食の後期頃から食べさせることが可能ですが、香りの強さや食べ慣れない味から好まない子供が多いようです。特別に栄養価が高いというわけではないので、早い段階から無理に与える必要はなく、大人と同じ物を食べられるようになる幼児期から少しずつ慣らしていくことが望ましいでしょう。どうしても付け合せなどのセロリは子供たちに倦厭されがちなので、クセが出にくい肉や魚などと一緒に炒め物や煮物などに調理してしまうと良いでしょう。

鶏肉とセロリのトマト煮のレシピ

〇材料

鶏肉 60g

セロリ 20g

ホールトマト 1/2缶

コンソメ(固形) 1/2個

塩コショウ 少々

サラダ油(又はオリーブオイル) 小さじ1

〇作り方

①セロリは粗みじん切りにします。

②鶏肉は一口大に切ります。

③フライパンにサラダ油(又はオリーブオイル)をひいて、鶏肉とセロリを炒めます。

④ホールトマトとコンソメを加えて煮込みます。

⑤塩コショウで味を調えたら完成です。

トマト煮にすることで、セロリの独特の香りが緩和されて、子供にとって食べやすくなります。他にも、子供のお好みの食材(にんじん,たまねぎ,きのこ類,コーンなど)を加えてみて下さい。

セロリのきんぴらのレシピ

〇材料

セロリ 30g

にんじん 30g

豚バラ肉 30g

ゴマ油 小さじ1

和風だしの素 小さじ1/2

醤油 小さじ1

砂糖 小さじ1/2

〇作り方

①セロリは、斜めせん切りにします。

②にんじんは、せん切りにします。

③フライパンにゴマ油をひいて、セロリ,にんじん,豚バラ肉を炒めます。

④分量外の酒(又は水)を少々加えて、蓋をして柔らかくなるまで火を通しましょう。

⑤和風だしの素,醤油,砂糖で味を調えたら完成です。

セロリは繊維があるので、斜めせん切りにすることで子供にとっては食べやすくなります。子供が食べる分を取り分けた後で、七味唐辛子等を加えることで、大人にとっては良いアクセントになりさらにより一層美味しくなります。

キャベツを使った幼児食

キャベツの原産地は地中海沿岸からヨーロッパの大西洋沿岸であり、アブラナ科アブラナ属の多年草です。日本には、18世紀にオランダから初めて渡来したようです。本格的に栽培が始まったのは、幕末に入ってからのようで、徐々に普及していき明治から大正にかけて一般的な食材になったそうです。現在は群馬,愛知,千葉,長野,茨城,北海道などで栽培されています。スーパーや八百屋さんなどでは通年で出回っていますが、春キャベツは3月半ば~4月、高冷地は9月~10月、冬キャベツは12月が旬の時期になります。購入の際は、大きさのわりに重量感があり葉が艶やかな緑色の物が良いでしょう。また葉脈が細かく巻きがしっかりとしているものがオススメです。1/2にカットされているものは、葉が詰まっているものを選びましょう。隙間が空いていて見た目より軽い物は避けた方が良いでしょう。

キャベツの栄養価

キャベツはビタミンC含有量が豊富な食材になります。また、ビタミンU,カルシウム,カリウム,食物繊維も含んでいます。以下に、具体的な栄養価を記載していきます。

○キャベツ(100g当たり)

カロリー 23kcal

ビタミンC 41mg

カルシウム 43mg

カリウム 200mg

食物繊維 1.8g

キャベツは調理法に工夫をしよう

キャベツは離乳食の初期から食べさせることができ、ビタミンCが多いのでオススメです。調理法が豊富で、様々な料理に使い勝手が良い食材になります。そのため多くの調理法や調味料が使えるようになる幼児食以降は、様々な料理に登場してくることでしょう。大きな注意点などはありませんが、生のままで食べるよりも加熱した方が量(かさ)が減り多くの量を食べやすくなるので、良いでしょう。

焼きそばのレシピ

〇材料

ウインナー 2本

キャベツ 1~2枚

にんじん 15g

もやし 15g

焼きそば麺 80g

焼きそばソース 大さじ1

青のり お好みで

サラダ油 小さじ1

〇作り方

①ウインナーは斜め切りにします。

②キャベツはざく切りにします。

③にんじんは短冊切りにします。

④フライパンにサラダ油をひいて、ウインナー,キャベツ,にんじん,もやしを炒めます。

⑤焼きそば麺を加えて、水を少量加えてほぐしながら炒めます。

⑥焼きそばソースを加えて、絡めます。

⑦青のりをちらして完成です。

子供が好きなウインナーを使っていますが、もちろん豚バラ肉などでも大丈夫です。他にピーマンなど冷蔵庫に余っている野菜を加えてしまいましょう。

キャベツと油揚げの煮物のレシピ

〇材料

キャベツ 2~3枚

油揚げ 1/2枚

麺つゆ 小さじ1

砂糖 小さじ1/2

〇作り方

①キャベツはざく切りにします。

②油揚げは短冊切りにします。

③全て鍋に入れて、15分ぐらい蒸し煮にします。

加熱することでキャベツから出る水分を利用した蒸し煮になります。他に、まいたけ,しいたけなど子供の好みで加えて下さい。

コールスローのレシピ

〇材料

キャベツ 2枚

コーン 10g

ハム 1枚

マヨネーズ 大さじ1/2

酢 小さじ1/2

砂糖 小さじ1/3

塩コショウ 少々

〇作り方

①キャベツは粗みじん切りにして、分量外の塩で塩もみして水けを切ります。

②冷凍コーンは解凍しておきます。

③ハムは短冊切りにします。

④マヨネーズ,酢,砂糖,塩コショウを合わせておきます。

⑤キャベツ,コーン,ハムと④を混ぜ合わせて完成です。

キャベツを塩もみすることで、量(かさ)を減らすことができます。