鶏レバーで幼児食に鉄分を補給する

鶏レバーは鶏の肝臓のことで貧血改善・滋養強壮・免疫力向上・疲労回復・眼精疲労・血行促進・冷えの改善等、様々な栄養の効果があると言われ、幼児食にも取り入れたい食材です。レバーには豚や牛、鶏がありますが、鶏レバーは臭みやクセが少なく、薄味でも美味しく食べることができます。扱い方など不安に思う人もいますが、慣れると簡単です。鶏レバーの栄養成分や選び方、美味しく調理するための下ごしらえ・おすすめ料理等をご紹介します。

鶏レバーの栄養成分&カロリー

鶏レバー100g当たりのたんぱく質は18.9gで、カロリーは111kcalです(参考:五訂日本食品標準成分表)。ビタミンや鉄分も豊富に含まれているので、赤ちゃんの貧血予防にもなります。鶏レバーにはビタミンAが過剰に含まれているので、毎日食べさせたり、一度にたくさん食べさせたりはしないようにしましょう。

幼児に鶏レバーを食べさせて良い時期や調理方法の注意点

鶏レバーは調理の方法によっては、離乳食中期(7.8カ月)くらいから食べさせることができます。生のレバーを買うときは、鮮やかな色でみずみずしく、弾力があるものを選ぶと良いです。レバーは鮮度が落ちやすいので、買ってきたら早めに下ごしらえをしてしっかり火を通して調理をしましょう。美味しく食べるために、臭みを取るための下ごしらえは忘れないようにしましょう。茹でてから冷凍保存もでき、凍ったまますりおろすと細かくなり、料理に使いやすくなります。

下ごしらえの方法
①ボウルにたっぷりの水を入れ、鶏レバーを入れてさらします。
②水がにごらなくなるまで何回か水を替えます。
③水気を切ったら、鶏レバーをかぶるくらいの量の牛乳に漬けてもみます。
④冷蔵庫で10分くらい置きます。
⑤軽く水で洗って、茹でます。
⑥離乳食の時期に合った大きさに切り調理します。

離乳食中期(7.8カ月)は鶏レバーを茹でて裏ごししたり、すり鉢ですってペースト状に、後期(9~11カ月)頃は茹でて2~3mmくらいのみじん切りに、完了期(1才~)では茹でて3~4mmくらいの角切りに切ると良いでしょう。

鶏レバーのおすすめ料理

離乳食中期(7.8カ月)は煮込みやスープがおすすめです。野菜スープをベースに、トマトと茹でてつぶした鶏レバーで煮込んでミートソース風や、つぶしたお豆腐と茹でてつぶした鶏レバーを入れて肉豆腐風にするとやわらかく食べやすいです。

離乳食後期(9~11カ月)はレバー入り豆腐ハンバーグのような少し歯ごたえがあるものを食べさせてあげると良いです。好みの野菜をやわらかく茹でてみじん切りにして、茹でてみじん切りにした鶏レバーと豆腐を一緒に練り合わせ、形を作り両面をよく焼いて出来上がりです。また粉チーズやパン粉をのせてオーブンで焼いたグラタンやドリアも食感を楽しんで食べるようになります。みじん切りの野菜と茹でてみじん切りにした鶏レバーを合わせてやわらかく煮込んだものにトマトピューレを混ぜ合わせ、やわらかいご飯の上にのせて粉チーズをふってオーブンで焼いて出来上がりです。

離乳食完了期(1才~)になると、食べられるものが増えてきます。パンなども好んで食べるようになり、栄養のバランスを考えて、サンドイッチやトーストに鶏レバーペーストをぬって食べさせてあげるのをおすすめします。鶏レバーを裏ごしして野菜スープで練ってペースト状にしたものは、大人も一緒に食べても美味しいです。

積極的に摂り入れたいほうれん草で幼児食レシピ

好き嫌いが出てくる幼児食時期、ほうれん草はその苦味から苦手な子供もたくさんいます。しかし栄養のたっぷりあるほうれん草なので、食べて欲しいと思うお母さんたちは多いはずです。そこで味付けや調理方法にバリエーションをつけ、飽きさせずにほうれん草を食べてくれるような克服レシピをご紹介します。

ほうれん草の栄養

緑黄色野菜の代表であるほうれん草にはビタミンB、Cや鉄分がたくさん含まれています。ビタミンCには風邪予防につながる免疫力を高める作用があるので、積極的に食べることで体が丈夫になります。鉄分は貧血を防ぎ、子供の成長に欠かせない造血効果があります。さらにミネラルや食物繊維をたっぷり含んでいるので、整腸作用があり、ダイエットにも効果的な食物と言えるでしょう。

ほうれん草の栄養を効果的に摂り入れる調理方法とは

ほうれん草の食べ方には、「茹でる」「炒める」「生のままで」「煮る」など、様々な調理方法がありますが、含まれているビタミンを逃さないようにいただくには「炒めて」食べることが一番効果的のようです。長時間茹でてしまうと、水溶性ビタミンがお湯に溶けてしまい、栄養素が少し薄れてしまいます。ご存じのようにゆでた後に残る緑色のお湯がそれになります。ただし、茹でる時に油を少々入れ、さっとゆでて取り上げれば水溶性ビタミンが逃げ出すことがないので、ゆでて食べる場合はそちらをおすすめします。

ほうれん草の幼児食レシピ

○ほうれん草パンケーキ
幼児食の朝食やおやつにほうれん草のパンケーキはいかがでしょう。ほのかな甘みがほうれん草の苦味を消してくれるので、苦手な子供でも食べやすくなっています。また、つかみ食べもしやすいので離乳食から幼児食に移行したばかりの子供でも自分で上手に食べられます。

材料
薄力粉 80g
コーンスターチ 10g
砂糖 10g
ベーキングパウダー 3g
ゆでほうれん草 30g
卵 1個
牛乳 80ml
はちみつ(メープルシロップ) 10g
マヨネーズ 小1/2

作り方
粉類をボウルに入れ泡立器でよく混ぜる。
ほうれん草、卵、牛乳、はちみつ、マヨネーズをフードプロセッサーに入れよく撹拌する。
この混ぜたものを粉類に混ぜ、だまがなくなるまでよく混ぜる。ねりすぎると固くなるので注意する。
熱したフライパンに油をひき、焼く。テフロン加工のフライパンには油をひく必要はない。
両面が焼けたらできあがり。

○ハンバーグ
子供が大好きなハンバーグにほうれん草を足して栄養価をアップした幼児食はいかがでしょうか。お肉の甘みにほうれん草の苦味が隠れるので、こちらもほうれん草が苦手な子供でも食べられるものになります。たくさん作って冷凍保存しておけば急な幼児食の準備の時に役に立ちます。

材料
合挽き肉 400g
人参 1/2本
ほうれん草 1束
玉ねぎ 1/4個
水切りした豆腐 25g
パン粉 大1と1/2
こしょう、ナツメグ、醤油 少々
牛乳 必要に応じて

作り方
すべての野菜をみじん切りにする。フードプロセッサーを使うと楽。
醤油以外の材料をボウルに入れ、粘りが出るまで混ぜ合わせる。タネが硬い場合は牛乳を入れて調整する。
食べやすい大きさに成形し、熱したフライパンで焼く。両面に焼き色がついたら蓋をして蒸し焼きにする。
最後に醤油を振り入れ、味を整え完成。

○ほうれん草オムレツ
朝食にほうれん草を入れたオムレツをお勧めします。卵の味で、野菜嫌いの子供もパクパク食べてくれること間違いなしです。ほうれん草以外の野菜も入れるとさらに美味しいです。

材料
卵 2個
ほうれん草 適量
ハム 適量
マヨネーズ 大1
塩、こしょう 少々

作り方
ほうれん草、ハムをみじん切りにする。
ボウルに卵を解きほぐし切った材料とマヨネーズ、塩、こしょうを混ぜる。
熱したフライパンに油をひき、卵液を入れ焼く。両面焼けたら出来上がり。
蓋をして蒸し焼きにするとふっくら仕上がる。

まとめ

ほうれん草の栄養素と、幼児食レシピを紹介しました。他にもほうれん草が好きな子供にはほうれん草のおひたしやほうれん草とベーコンの炒め物など、またほうれん草が少し苦手な子にはお好み焼きに混ぜたり、クリームシチューに混ぜたりと、調理方法を工夫して、日々の幼児食に取り入れていきましょう。