冬の野菜かぶは甘味があり煮物や汁ものにいれるとおいしいです。かぶらともいわれます。肥大した根を食するのが一般的ですが、根と葉、葉(カブナ)のみを利用する品種もあります。スズナとして春の七草としても古くから食されています。かぶは身の大きさ(大、中、小)、色(白、紫、紅)、形(扁平、長い、球形)など、各地域ごとに様々な種類が作られています。葉のみを利用さる品種の代表的なものが野沢菜です。

かぶの栄養

根の白い部分にはビタミンCが多く、消化酵素も含まれていて、炭水化物の消化を助ける酵素のジアスターゼ、でんぷんを分解する酵素のアミラーゼが豊富です。ジアスターゼは熱に弱く酸化しやすいので、生で食べることがいいようです。消化不良や胃もたれなどに効果があることから、医薬にもふくまえれている酵素です。かぶの葉の部分にはビタミン、カルシウム、鉄分が根の部分よりも栄養が豊富に含まれています。

かぶの使い方

かぶは離乳食初期のころから食べれる野菜です。皮に近いほど繊維質なので、皮は厚くむいて中心部分を使うようにしましょう。かぶはすりおろして使うと消化促進の働きがあるといわれています。

アクが少ないので、下ゆでをせずに使うことができますが、煮物など白くしあげたいときは、お米のとぎ汁やお米を少しいっしょに下ゆでするとよいです。葉もあくがすくないですが、下ゆですることで苦みがなくなり、さらに食べやすくなります。

かぶを使ったおすすめレシピ

◆かぶのお味噌汁

かぶの身と葉を使ったお味噌汁は効率よく栄養をとることができます。

かぶは薄いイチョウ切りに、葉は細かくきざんで、一度ゆでて、苦みをとる。だし汁にかぶをいれてやわらくなるまで煮てお味噌ときいれて、葉をくわえサッとたいてできあがり。

◆かぶのそぼろ煮

大人からの取り分けレシピに良いです。

かぶ 3株

鶏ひき肉 100g

★だし汁 300cc

★砂糖 小さじ1

★薄口醤油 小さじ1

★みりん 小さじ2

★酒 大さじ1

★塩 少々

★おろししょうが 少量

水溶き片栗粉

1 かぶは葉を切り離し、8等分くし型にきる。葉は一口に刻む。かぶは鍋に水(あれば米のとぎ汁)をかぶるくらいいれて沸騰して3分ほどゆでて、とりだしておく。葉は沸騰したお湯にいれさっと茹でる。

2 鍋に★の調味料をいえれてひき肉をくわえ、よくまぜてから、火にかける。あくをとり、ひき肉に火が入れば、1のかぶと葉をくわえ、弱火で5分~6分ほど煮込む。水溶き片栗粉でとろみをつけてできあがり。