にんじんとは

にんじんはアフガニスタン原産のセリ科ニンジン属の2年草で、代表的な有色野菜のひとつになります。少し青臭いと感じる独特の香りは、カロテンの匂いによるものです。東洋種の金時にんじんと西洋にんじんがあります。金時にんじんは鮮やかな赤色で甘みがとても強く、主に日本料理に使われています。また西洋にんじんは、とらわれることなく幅広い料理に使われています。近年では食の欧米化が進んだことから、西洋にんじんが主流になってきています。スーパーや八百屋さんには通年で出回っていますが、旬の時期は秋~冬にかけてとなります。

にんじんの栄養価

にんじんは、β―カロテンとカリウムをとても豊富に含んでいる食材になります。なかでもβ―カロテン含有量は野菜の中でトップクラスであり、油と一緒に調理することでさらに吸収力がアップします。東洋にんじんよりも西洋にんじんの方が、β―カロテンを豊富に含んでいます。以下に、具体的な栄養価を記載していきます。

○にんじん(100g当たり)

カロリー 37kcal

β―カロテン 9100μg

カリウム 280mg

にんじんは切り方が大切

とてもポピュラーで手軽に購入しやすいため、家庭にとってなくてはならない食材がにんじんです。離乳食では初期から使用することができて、鮮やかな色味もポイントとなり、様々な食材と合わせやすくなります。すりおろしから始まり手づかみ食べまで、アレンジは無限大です。幼児食に移行する頃になると大人と同じ物が食べられるようになりますが、ここで大切になってくるのがにんじんの切り方です。まず、皮の部分にβ―カロテンを豊富に含んでいるので、皮は可能な限り薄く剥いておくことがポイントになります。また切り方で味わいが変わってくるので、その時々の料理に合わせて切り方を変えるように心がけると良いでしょう。乱切り,輪切り,いちょう切り,半月切り,せん切り,細切り,短冊切りなどがあります。これから紹介していく「にんじんを使ったメニュー」を参考にして下さい。

にんじんのしりしりーのレシピ

〇材料

にんじん 1/3本

卵 1/2個

かつお節 3g

ゴマ油 小さじ1

醤油 小さじ1

砂糖 小さじ1/2

〇作り方

①にんじんはせん切りにします。

②卵は割りほぐしておきます。

③フライパンにゴマ油をひいて、にんじんを炒めます。

④醤油と砂糖で味を調えます。

⑤卵を加えて混ぜ合わせ、かつお節を散らしたら完成です。

せん切りにんじんを使ったメニューになります。にんじんの赤色と卵の黄色が絡み、鮮やかな1品です。

ポトフのレシピ

〇材料

ウインナー 2本

にんじん 1/4本

じゃがいも 1/2個

たまねぎ 10g

キャベツ 1~2枚

コンソメ(固形) 1/2個

塩コショウ 少々

〇作り方

①ウインナーは斜めに半分に切っておきます。

②にんじん,じゃがいもは乱切りにします。

③たまねぎは薄切りにします。

④キャベツは、ざく切りにします。

⑤鍋ににんじん,じゃがいもを入れて、柔らかくなるまで煮ます。

⑥沸騰したら、ウインナー,たまねぎ,キャベツを加えて、コンソメも入れていきます。

⑦塩コショウで味を調えたら、完成です。

乱切りのにんじんを使ったメニューになります。同じように乱切りにするじゃがいもと比べて、少し小さめの乱切りにしましょう。そうすることで、同じぐらいのタイミングでにんじんとじゃがいもが柔らかくなります。