毎日のこどもの食事はからだや心の成長にとても大切なことです。

1歳から始まる幼児食は「朝ごはん、おやつ、昼ごはん、おやつ、晩ごはん」と1日5回で栄養のバランスをとります。まだ胃が小さいので一回の食事でたくさん食べることができません。食事を食べてから3時間ほどたった頃にお腹がすいてくるので、おやつでお腹をみたし、栄養をおぎないます。

おやつも市販の甘いお菓子ばかりではなく、果物や、混ぜ込みのおにぎり、お好み焼きなど、食事の一貫として、1日の食事のバランスを取っていくことが大切です。

毎日の食事とおやつに栄養バランスを考えながら用意することは忙しいお母さんにはとても大変なことですよね。

今回は、にんじんを使った、食事にもおやつにでも食べられる、いつでも買いやすい材料、お家にある材料で、栄養を補えるお手軽なレシピを栄養素と一緒にご紹介します。

にんじんはゆでると甘味があり、赤い色がかわいく、好きなお子様も多いでしょうか

逆ににんじんの匂いが嫌、赤い色がめだってしまい、みつけたら、よけてしまうという、苦手お子様もいらっしゃるでしょう。

たくさんの栄養があり、かぜなどの予防や、便秘の解消などの効果がある野菜なので、美味しくたべてもらえれるように上手に食事にとりいれていきましょう。

にんじんの基礎知識

にんじんはセリ科の根菜類で、代表的な緑黄色野菜の一つです。

にんじんの品種は金時にんじんなどのアジア型と、年間通してスーパーでみられる五寸にんじんなどのヨーロッパ型があります

金時にんじんは細長く、肉質がつまり比較的にんじん臭が少なく、秋から冬にかけて出回ります。皮の鮮やかな紅色はリコピンでトマトと同じ色素です。

ヨーロッパ型の五寸にんじんなどは太くて、短く、肉質が柔らかく、甘みは多いですが、においが強いのが特徴です。皮の橙色の色素はカロチンです。

年間通して、出回りますが、初夏~秋にかけてがもっともおいしい時期です。

 にんじんの栄養素

にんじんには色素でもあるカロチンが多く含まれており、体内でビタミンAに変換されます。

その他、ビタミンB1、B2,C、カリウム、食物繊維など多くの栄養素がとれます。にんじんのビタミンAは脂溶性のため、油とともに調理すると効率よく摂取できます。料理ですと、てんぷらや、きんぴら、バターソテーなどの炒めものが良いです。

カロチン(ビタミンA)にはのどや鼻の粘膜を丈夫にし、細菌に対して免疫力を高める効果があるので、常食すると、かぜなどの細菌感染の予防になります。また、にんじんのペクチンという食物繊維は整腸を促すので、便秘解消にも効果的です

にんじんを与える時の注意点

にんじんは皮の近くに一番多くカロチンが含まれていますので、皮はできるだけ、薄くむきましょう。

皮は捨てずに、きんぴらや、かきあげの料理に使うといいでしょう。

にんじんをゆでて与える時はスプーンできれるくらいのかたさにしましょう。

にんじんとりんごのパンケーキ

今回はにんじんが好きなお子様も、苦手なお子様も食べやすいパンケーキをご紹介します。

にんじんだけだと、においや味を敏感にかんじてしまいますが、リンゴをいっしょにまぜることで甘味も加わり、食べやすい味にやきあがります。

生地は前日に作り、一晩寝かせます、翌日、朝ごはんでも、お昼ごはんでも、間のおやつにでも、焼くだけで、少しの時間で栄養がとれるパンケーキができます。

★材料

バター   65g

塩     少々

全卵    2個

ヨーグルト 65g

薄力粉   140g

ベーキング

パウダー  10g

牛乳    110ml

にんじん  75g

リンゴ   90g

砂糖    15g

お砂糖をあまり使わずににんじんとリンゴの甘味をつかったレシピになっていますので、ヨーグルトは無糖でも加糖でも砂糖の量をきにせず、どちらをつかっていただいても良いです。お家で食べているもの、使いやすいもを利用しましょう。

★作り方

準備

【にんじんの準備】

にんじんはすりおろしておく。

【リンゴとバターの準備】

リンゴを5ミリ角ぐらいにカットし、小鍋に砂糖をまぶし少しおいておく。

バターは1センチほどにスライスしてボウルに常温においておき、溶かしておく。

■砂糖をまぶしたりんごから水分が出てきたら、果肉をつぶしながら弱火で煮ていき、ジャムのようにリンゴの形がなくなれば火をとめる。

■リンゴを炊くときにバターがとけていなければ、リンゴを炊いた鍋の上に蓋するようにバターのボウルをおき、鍋の熱でバターをとかしてもよい。

1 溶かしたバターのボウルに塩少々をいれ、混ぜる。

2 1に全卵2個をいれ、泡だて器でまぜる。

(このときあまりまぜすぎないことを注意する。)

3 2にヨーグルトを加え泡立て器でまぜる。

4 3に薄力粉、ベーキングパウダーを一緒にふるいいれ、粉っけがなくなるまで泡だて器でまぜる。

まぜすぎてしまうとグルテンができふくらみがわるくなるので、まぜすぎに注意する。

5 4に牛乳を2回にわけていれ、まぜる。

1回目は泡だて器でまぜて生地になじませる。

2回目はゴムべらで生地を底から上にきるようにまぜる。

生地の完成

ボウルにラップをして冷蔵庫で一晩ねかせる。

6 【生地を焼く】

翌日、焼くときに冷蔵庫から生地をだす。

テフロン加工のフライパンは油をひかなくても大丈夫。

焦げ付きやすいフライパンは一度、火をつけてフライパンをあたため、

濡れぶきんの上に熱したフライパンをのせ、さます。

フライパンに火をつけ、少量の油をひき、キッチンペーパーなどで、薄くのばす。

お玉で生地をすくい、フライパンにながしいれ、円形状になるようにお玉のうらで生地をなでるようにまわし形をととのえる。

7 弱火で焼き、生地の表面にフツフツとつぶがでてきたら、ひっくり返し 裏面をやく。焼きめがついたら、できあがり。

※にんじんやリンゴがはいっているので、柔らかめの焼きあがりになりますが、弱火で焼いているので、中まで火がはいっています。

※お子様とたべるとき、丸い形でもいいですし、やきあがったパンケーキを百均などで購入できる動物などのクッキーのぬき型でお子様の好きな形にぬくと、食事中の話題にもなり、楽しめます。

※今回はにんじんをつかいましたが、ほうれん草や小松菜とバナナのパンケーキや、ヨーグルトにドライフルーツを一晩つけて、パンケーキの生地にまぜるなど、いろいろな野菜などにアレンジができます。