桃は子供から大人まで人気のある果物です。6~9月頃は桃の季節で、デパートやスーパーには美味しい桃がならびます。りんごやバナナに比べると少々高価な果物ですが、旬の美味しい果物を食べさせてあげ、色々な食材を味わうことも幼児食では大切なことです。よく熟した桃は柔らかく、甘みもあるので離乳食には適した食材です。「桃」の栄養面や離乳食の時期によっての食べさせ方、調理方法、おすすめレシピなどをご紹介します。

 桃の栄養成分とカロリー

桃は100g当たりのカロリーが40kcalと低カロリーですが(参考:五訂日本食品標準成分表)、栄養価が高い果物で食物繊維やビタミン、カリウムが多く含まれています。カリウムは塩分を体外排出する働きがあり、血圧を調整する働きもします。食物繊維は胃腸の働きを良くし赤ちゃんの便秘を予防する働きをします。甘くて美味しいのでたくさん欲しがることがあっても、食べさせ過ぎるとお腹をくだすことがありますので、食べさせる量には気をつけましょう。

 幼児食で桃を食べさせて良い年齢と注意点

桃は、離乳食の初期(生後5~6カ月頃)から食べさせることができますが、胃腸の発達や消化のことを考え、最初は加熱をして食べさせることをおすすめします。生の桃を食べさせるのは様子をみて1才頃からにすると良いでしょう。どんな食材でも食物アレルギーを起こす可能性はあります。桃を最初に食べさせる時は病院で診察してもらえる時間帯にしましょう。食べさせた後は、口の中がかゆくなっていないか、口のまわりに湿疹が出ていないかなど、30分くらいは変化を注意してみておく必要があります。

 幼児食で人気の桃の食べさせ方

離乳食初期

桃の皮をむき、種を取り除き、最初は柔らかいところを小さく切り、繊維がのどにひっかからないようにすりつぶしましょう。お湯でのばしてあげると、飲み込みやすくなります。電子レンジで温めて、食べやすい温度に冷ましてから食べさせてあげましょう。お湯の代わりに、粉ミルクを使うと甘くて美味しい桃ミルクになります。火傷しないように気をつけましょう。

離乳食中期

口を動かしながら楽しんで飲み込むようになります。すりつぶした桃をヨーグルトに混ぜてあげると色も鮮やかで美味しそうになります。すりつぶした桃は電子レンジで加熱して冷ましてから使うと良いでしょう。ヨーグルトは砂糖などが入っていない赤ちゃん用のもの選ぶと良いでしょう。

離乳食後期~完了期

*パンケーキ*

自分の手で口に入れて食べてみたいと思い始めます。桃だけではなく、いちごやバナナなど食べられる果物を生地に入れてフルーツパンケーキを焼くと喜んで食べます。少し多めに焼いて冷凍保存しておくと便利です。パンケーキはお出かけの時に、おやつや食事として持って行けますので、おすすめです。

*桃ミルク寒天*

粉ミルクか牛乳(飲めるようになったら)を使うと、白くてきれいなデザートが作れます。一口サイズの桃を浮かべて固めると、桃の甘みとミルクで優しい味のおやつになります。

 桃の保存方法

桃は冷凍保存が可能です。桃の皮をむき、種を取って、使いやすい大きさに切ってフリーザーバッグに入れると良いでしょう。離乳食でつぶして使う場合は、つぶしてから製氷皿に入れて冷凍しブロックにしておくと便利です。冷凍をすると茶色っぽく変色してしまうので、レモン汁をかけてから冷凍すると少しですが、変色を防ぐことができます。