魚や肉のホイル焼きは野菜と一緒に調理が出来、手間がかからなく美味しいお料理ですが、実は栄養の面でも嬉しいことが沢山あります。是非、幼児食にも取り入れたい一品です。ホイル焼きの良い所や栄養、レシピなどまとめてみました。
ホイル焼きの良い所
ホイル焼きは何と言ってもその調理の手軽さにあります。材料をホイルに包んでフライパンにいれ蓋をして加熱するだけで出来上がります。片付けも楽ですし、もし家族の食事に時間差が出てしまう時でも、出来立てのものを食卓に並べることが出来ます。
ホイル焼きの栄養は?
ホイル焼きと言えば、魚のイメージが強いですが、鶏肉などを使っても美味しく出来ます。そして何と言っても魅力的なのはその食材の栄養を余すことなく摂取できると言うことです。フライパンや鍋を使って料理すると、食材の栄養素は油や水に溶け出てしまいます。焼き魚に例えると、グリルで焼くことにより栄養の20%が魚の油と一緒に外に出てしまうとか。ホイル焼きは、ホイルに包んであり、解け出た栄養素がホイル内にとどまるので、栄養を余すことなく摂取できると言うわけです。栄養を沢山摂取して欲しい幼児食にはもってこいのレシピですね。
幼児食でも食べたいホイル焼きレシピ
○ミニホイル焼き(1歳半程度の幼児1食分の場合)
・生たら:切り身1/5切れ
・生しいたけ:1/4個
・さやえんどう:1/2枚
・にんじん:1cm厚さの輪切り1枚
・塩:少々
・サラダ油:少々
・水:少々
①さやえんどうとにんじんは、さっとゆでておく。
②しいたけとさやえんどうを小さく切る。
③ホイルにしいたけ、さやえんどう、にんじん、たらをのせる。
④少量のしょうゆと水を混ぜ③にふり、ホイルを閉じてフライパンに蓋をして弱火で20分くらい蒸し焼きにする。
※オーブントースターを使う場合は約10分の加熱で出来上がります。鮭やさわらなどでも美味しくできます。大人用のホイル焼きから取り分けして調理してみてください。朝食にたべるとさらに栄養の吸収がよいようです。
○イカのミニホイル焼き(1歳半程度の幼児1食分の場合)
・イカ:胴体1杯分の1/6程度
・まいたけ:1パックの1/6程度
・じゃがいも:小1/2個
・マヨネーズ:大さじ1
・しょうゆ:少々
・バター:小さじ1程度
①イカは水けをふき、食べやすい大きさに切る。
②じゃがいもは食べやすい大きさに切り、電子レンジで5分加熱する。
③まいたけはほぐし食べやすい大きさに切る。
④ホイルに材料の全てをのせ、最後にマヨネーズをかけホイルを閉じ、フライパンに蓋をして弱火で15~20分くらい蒸し焼きにする。
※大人用のホイル焼きから取り分けして作ります。イカは幼児には噛みにくいので小さめに切りましょう。
○鶏胸肉のホイル焼き(1歳半程度の幼児1食分の場合)
・鶏胸肉:1枚
・塩麹:大さじ1~2程度
・オリーブオイル:適宜
・レタス:2~3枚
①鶏胸肉は皮を取り、一口大に切り、塩麹をもみこんで一晩おいておく。
②ホイルに鶏胸肉、オリーブオイルを敷きホイルを閉じて、フライパンに蓋をして弱火で15~20分くらい蒸し焼きにする。
③レタスを食べやすい大きさにちぎる
④出来上がったホイル焼きをレタスの上にオリーブオイルごとのせ野菜と一緒にいただく。
※蒸し焼きにすることでふっくらとした出来上がりになります。