鶏肉はお肉の中でもヘルシーだとされており、良質なタンパク質をたくさん含んていると言われています。鶏胸肉、鶏もも肉等部位によって含んでいる栄養素も異なり、栄養価の高いお肉です。
鶏肉の栄養って?
○タンパク質
やはり一番はタンパク質でしょう。他のお肉に比べて脂肪分が少ないのでとてもヘルシーです。
○コラーゲン
美肌に効くとされているコラーゲンが特に鶏手羽の部分に含まれています。さらに関節の結びつきにもよいとされているので、老化による関節痛などがある人に摂取してほしい食品です。
鶏肉のそれぞれの部位に含まれる栄養素
○鶏胸肉
タンパク質に加え、ビタミンK、ビタミンB6のビタミン群、ナイアシン、パントテン酸が豊富です。ビタミンKは骨粗鬆症の予防をし、ビタミンB6は皮膚や髪を健康に保つ作用があります。またナイアシンは糖質や脂質をエネルギーに変換する効果があるので、育ち盛りの子供のエネルギーの供給源になります。
○鶏もも肉
鶏胸肉に比べ脂肪分が多く含まれているため、食感はジューシーになります。そのため、こちらのお肉を好む子供も多いのではないでしょうか。鶏もも肉に含まれる栄養素は主にビタミンB群のB2やB12になります。ビタミンB2により脂肪分や糖分をエネルギーに変えてくれるので、幼児食期には積極的に摂りたい食品です。
鶏肉を使った幼児食レシピ
○揚げない唐揚げ
子供も大好きな定番の唐揚げのレシピです。鶏もも肉を使っていますが、オーブントースターで焼くので通常の唐揚げよりヘルシーに仕上がります。
材料
鶏もも肉 150g
しょうゆ 大3
お湯 しょうゆの5倍
小麦粉/片栗粉 適量
作り方
鶏もも肉を食べやすい大きさに切る。
しょうゆをぬるいお湯でのばす。
そこへ鶏もも肉を30分ほど漬け込む。
小麦粉をまぶしオーブントースターで焼く。
○チキンナゲット
鶏胸肉を使ったチキンナゲットのレシピです。鶏胸肉をフードプロセッサーで細くするので、ふわふあの仕上がりになります。
材料
鶏胸肉 1枚
パン粉 大2
卵 1個
牛乳 大2
塩、胡椒 少々
小麦粉 大2
作り方
フードプロセッサーに適当な大きさに切った鶏胸肉を入れ細くする。
ミンチ肉になったら他の材料を入れよく混ぜる。
食べやすい大きさに成形し、フライパンで焼く。
ケチャップを添えて召し上がれ。
○甘辛い手羽元
ご飯の進む甘辛い手羽元も幼児食に向いてます。もちろん大人にも好評の味です。
材料
手羽元 8本
にんにく 1片
酒 小2
しょうゆ 大2と1/2
砂糖 大2
薄力粉 適量
作り方
手羽元に切り込みを入れ、袋の中に入れて小麦粉をまぶす。
熱したフライパンに油をひき、手羽元に焼き目がつくまで焼く。
焦げ目がついたら中火にし、蓋をしながら中までじっくり火を通す。
余計な油をキッチンペーパー等で拭き取り、すりおろしたにんにく、酒、しょうゆ、砂糖をいれ煮詰める。
お好みで白ごまをトッピングして召し上がれ。
○鶏ハム
いつでも常備しておける鶏ハムのレシピです。しっとり柔らかなので、幼児食以前の離乳食にも使えます。そのままでも食べていいですし、サラダ等に入れても美味しいです。
材料
鶏胸肉 1枚
砂糖 小2
塩 小1/2
作り方
鶏胸肉の皮と脂部分を取り除き、砂糖、塩の順にまぶす。
それをラップでキャンディを包むように包み、しばらく置く。最低でも15分置く。
置いていた鶏胸肉をラップしたまま沸騰したお湯に入れる。
そのまま弱火で煮立たせないように5分ほど加熱する。
蓋をして冷めるまで放置する。
冷めたら鶏胸肉を取り出し、ラップを外し、食べやすい大きさにカットする。