秋から冬にかけて美味しくなる白菜ですが、幼児食にも上手に取り入れてみませんか。白菜を煮るととろとろの食感になり甘みが強まりますし、たくさん食べられます。幼児食では白菜を使ったレシピはどのようなものになるのでしょうか。ご紹介します。
白菜の栄養と効果って?
白菜にはビタミンC、カリウム、カルシウム、食物繊維が含まれます。その中でも特に含有率が高いのはカリウムです。カリウムは白菜の葉よりも芯の方に多く含まれていると言われ、カリウムには体内にたまった塩分を排出する作用があります。そのため、むくみの改善、予防の効果があります。さらに高血圧予防の効果があります。またビタミンCは肌や粘膜を正常に保つ効果があるので、美肌になる効果もあります。さらに風邪予防となる免疫力を高める作用もあるのがビタミンCだと言われています。白菜を煮込むとかさがへり、とろとろになってたくさん食べられるようになるので、食物繊維をたくさん撮り易いです。
幼児食に白菜を取り入れよう
○白菜のミルフィール鍋
まずは見た目も綺麗な白菜のミルフィール鍋のレシピをご紹介します。少ない材料で美味しく出来るのでお手軽ですし、鍋の中には甘みが凝縮されています。ぜひ試してみてください。
材料
白菜 鍋に敷き詰められるだけ
薄切り豚モモ肉 300g
水 1カップ
酒 大5
みりん 大1
めんつゆ 大2
作り方
白菜、豚肉5センチほどの長さにきり、交互に鍋に並べていく。
水、酒、みりんを加えて煮る。
15分ほど似て白菜がくたっとなっってきたらさらにめんつゆをいれて煮る。
白菜が柔らかく煮えたら完成。
※めんつゆをいれずにポン酢等で食べるのもおすすめ。
○白菜と豚ひき肉のあんかけ
ご飯のお供としてこちらのあんかけはいかがでしょうか。あんかけになっているため子供でも簡単に食べられます。
材料
白菜 2枚
玉ねぎ 1/4個
豚ひき肉 30g程度
その他お好きな野菜 40g程度
生姜 少々
水 150CC
しょうゆ 小1
砂糖 小1/4
みりん 小1
片栗粉 小2
水 大1
作り方
白菜、玉ねぎ、豚ひき肉、その他のお好きな野菜を食べ易い大きさに切る。
熱したフライパンに豚ひき肉を入れて炒め、さらに野菜を入れ炒める。
そこへ生姜と水、しょうゆ、砂糖、みりんを入れてしばらく煮る。
野菜に火が通ったら火を止め、水で溶いた片栗粉を入れてとろみをつけて完成。
○餃子
白菜を使ったジューシーな餃子のレシピになります。つかみ食べもし易いので幼児食にぴったりです。
材料
豚ひき肉 250g
白菜の漬物 一袋分
にら 1束
生姜 少々
にんにく 少々
しょうゆ 大1
ごま油 大1弱
塩、胡椒 少々
作り方
白菜の漬物を水につけ塩抜きをする。
※漬物の濃さによって塩抜きするかどうか決める。
白菜、ニラをみじん切りにする。
ボウルに白菜、ニラ、豚ひき肉、すりおろした生姜、すりおろしたにんにく、しょうゆ、ごま油を入れて混ぜ合わせる。
お好みで塩、胡椒で味を整える。
餃子の皮にタネを包む。
熱したフライパンに油を引き、餃子を並べ焼く。
焼き色がついたら水を入れて蒸し焼きにし、中まで火を通す。
○クリームスープ
牛乳を使った優しい味のクリームスープです。15分ほどで調理できる簡単なレシピになります。
材料
白菜 4枚ほど
コーンの缶詰(ペースト) 缶半分ほど
牛乳 300CC
ハム/ベーコン 3枚程度
ミックスベジタブル お好きな量
しめじ お好きな量
作り方
全ての材料を食べ易い大きさに切る。
牛乳を温め、コーンを入れよくかき混ぜる。
そこへ具材を投入。
※ミックスベジタブルは冷凍のままでよい。
具材に火が通って柔らかくなったら完成。