ひじきは栄養価の高い食べ物です。歯や骨の成長を助けるカルシウムが牛乳の約12倍、お腹の調子を整える食物繊維がごぼうの約7倍、そして血液の循環を保つマグネシウムがアーモンドの約2倍含まれているといいます。そんなひじきを使ったひじきごはんはそれ一つだけで他に副菜等いらないぐらい優秀なメニューになります。幼児食でもぜひひじきごはんで栄養を子供達に提供しましょう。

ひじきごはんレシピ

○ひじきの炊き込みごはん
炊飯器に全ての材料を入れてスイッチを押すだけというお手軽レシピです。幼児食ように薄味にしてあるので、大人が食べるときは塩を足すなどするといいでしょう。

材料
 米 2合
 だし汁 2合分
 ひじき 30g
 大豆の水煮 30g
 油揚げ 10g
 しょうゆ 小2
 酒、みりん それぞれ大1
 にんじん 1/4本

作り方
 ひじきは水で戻しておく。
 米を研ぐ。
 にんじん、油揚げはそれぞれ食べやすい大きさに切っておく。
 全ての材料を炊飯器に入れ混ぜたらスイッチオン。
 炊き上がったら出来上がり。

○簡単ひじきごはん
残り物のひじきの煮物とごはんを混ぜるだけの簡単レシピです。

材料
 ごはん 茶碗1杯分
 ひじき お好きな量

作り方
 残り物のひじきを温める。
 ボウルにごはんとひじきを入れて混ぜたら出来上がり。

○シンプルひじきの炊き込みごはん
ひじきとにんじんのみ入れた炊き込みごはんです。お好みで鳥もも肉をいれてもおいしいです。

材料
 ひじき 大1/2
 米 1合
 だし汁 1合分
 にんじん 10g
 ごま お好みで
 酒 小1/2

作り方
 ひじきを水で戻し、米を研いだら水気をきっておく。
 にんじんを細かく切る。
 全ての材料を炊飯器に入れて炊く。
 炊き上がったらおこのみでごまをかけて召し上がれ。

ひじきごはんを使ったアレンジレシピ

○ひじきごはんで巻き寿司
シンプルなひじきごはんを巻き寿司にした手づかみ食べに最適なレシピです。幼稚園のお弁当にもばっちりです。巻き寿司の具は卵焼き以外にもきゅうりやかんぴょう、納豆もいいでしょう。

材料
 米 2合
 水 2合分
 ひじき 3g
 酢 小2
 砂糖 小1
 塩 少々
 ごま 大2
 のり 3枚
 卵 2個
 顆粒だし 小1/2
 梅干し 1個

作り方
 ひじきを水で戻す。
 炊飯器で米を研ぎ、ひじきをいれスイッチオン。
 米を炊いている間酢と砂糖、塩を混ぜて寿司酢を作る。
 炊き上がったごはんに寿司酢とごまをいれ冷ます。
 その間卵焼きを作る。
 溶いた卵に顆粒だしをいれ卵液を作ったらフライパンで卵焼きを作る。
 ※この際フライパンを縦に使い、長い卵焼きを作るようにする。
 卵焼きが出来たら冷まし、細長く3等分にする。
 のりにひじきごはん、卵焼きをのせ巻き寿司を作る。
 出来上がったら適当な大きさに切り分け彩りで梅干しを散らす。
 
○ひじきとそぼろ肉のおにぎり
甘辛いそぼろとひじきをいれたごはんのおにぎりです。ひじきが苦手な子供でもそぼろと合わせれば食べてくれるはずでしょう。

材料
 米 1合
 水 1合分
 ひじき 大1/2 
 顆粒だし 小1
 酒 小1/2
 鶏ひき肉 200g
 砂糖 大1
 しょうゆ 大1
 酒 大1

作り方
 ひじきを水で戻す。
 米を研ぎ、戻したひじきと顆粒だし、酒小1/2をいれて炊く。
 その間そぼろを作る。
 熱したフライパンに油をひき、鶏ひき肉を炒める。
 十分に火が通ったら砂糖、しょうゆ、酒をいれて水分を飛ばすように煮詰める。
 炊き上がったひじきごはんにそぼろをいれ混ぜ合わせる。
 子供の手の大きさに合うサイズのおにぎりを作れば出来上がり。