幼児食にみりんは使っても大丈夫?

離乳食から幼児食に移行し、大人のメニューからとりわけして幼児食を作っているお母さんたちが多いと思います。また、子供によっては大人の食べているものを欲しがってあげている、なんてことがあると思います。そこで、今回は調味料でよく使われるみりんに注目をしたいと思います。和食を作る上でみりんは必須のアイテムですが、幼児食には使えるのでしょうか。みりんはアルコール度数13度ぐらいあり、心配になってしまう人もいます。そこで使用する際の注意等をお話しします。

幼児食の味付けについて

幼児期の子供は味覚が未発達です。そこで、刺激のあるものや濃い味付けはその発達を妨げる恐れがあるので、辛いもの等を避けたり、薄味にすることを心がけましょう。薄味にすることで素材の味を楽しむことができますし、色々な味覚を発達する助けにもなります。塩分であれば少し塩を感じるぐらいの味付けが望ましいです。薄味が嫌だという子供にはだしの味をきかせたり、少量のケチャップやマヨネースを足すなど工夫して味付けしましょう。

みりんは使ってもいい?

その答えはイエスです。みりんにはアルコール度数が13パーセント含まれており、お酒の種類に含まれます。幼児食をつくるときに使う場合にはしっかりそのアルコール分を飛ばして使用しましょう。約3分ほど加熱すればみりんに含まれるアルコールは飛び、旨味だけが残ります。みりんは和食をつくるときにこくをだしたり、旨味を増したりするのに便利な調味料ですので、気を配りながら上手に使いましょう。もし調理中の料理に直接使うことに抵抗がある場合は、最初に煮切ってから使うといいでしょう。この煮切りみりんは、単純にみりんを煮立たせてつくるものです。みりんの他にこちらを用意していると安心かもしれません。ただし、煮切りみりんは2〜3日しかもちませんので、使う分だけ作っておくようにしましょう。また最近ではみりん風調味料、というみりんに似た調味料があります。こちらはアルコール度数が1パーセント未満ですので、お酒には分類されませんが、やはりきちんと加熱して使用したほうがいいでしょう。

その他の幼児食に使う場合注意したほうがいい調味料

○調理酒
調理酒もだいたいアルコール度数が12パーセント前後あると言われています。こちらもみりん同様、十分に加熱して使うようにすれば問題はありません。

○香辛料
唐辛子やカレー粉、胡椒がこの部類に入ります。香辛料は子供にとって少量でも刺激物になります。できるだけ使用しないほうがいいでしょう。ただし風味付けとしてカレー粉をごく少量いれたり、胡椒をさらっと加えるのであればそこまで注意をしなくても良さそうです。子供が辛いと反応したのであれば、そのときに使った量は使いすぎだったと、次からはさらに少なく使用するといいでしょう。また、香辛料ではありませんが、お酢も幼児食でたくさん使えない調味料です。少量を使うことを心がけましょう。

幼児食作りにサラダ油を使う

サラダ油は揚げ物や炒め物、サラダドレッシングを作る時など一般家庭ではよく使われている食用の油です。マヨネーズやマーガリン、市販のドレッシングの原料でもあるサラダ油は加工品にも使われていて、食生活に欠かすことができない食品です。日本ではJAS(日本農林規格)認定工場で製造されたものだけが「サラダ油」として販売しても良いことになっていて、製造方法や原材料などに定められた基準があります。原料の植物には、大豆やごま、紅花、ひまわり、油菜、綿実、とうもろこし、落花生等があり、味や匂いにクセが少ないことがサラダ油の特徴のひとつです。原料の植物を複数混ぜて製造されたものは調合サラダ油として販売されています。「サラダ油」の栄養面や離乳食の時期によっての食べさせ方、おすすめレシピなどをご紹介します。

サラダ油のカロリーと栄養成分

サラダ油は100g当たりのカロリーが920kcalです(参考:五訂日本食品標準成分表)。高カロリーと思われがちですが、使う量や使い方で調節ができます。脂質が多く、たんぱく質や炭水化物は含まれていませんが、ビタミンKとビタミンEの成分が多く含まれています。

幼児食にサラダ油を使う時の注意点や食べさせて良い年齢

赤ちゃんにとってサラダ油は大切な栄養素を含む食材のひとつですが、食べさせる時期に気を付けましょう。離乳食初期の段階では食べさせてはいけません。離乳食中期から後期では少量なら良いですが、赤ちゃんの胃腸に負担をかけてしまいますので使い過ぎは禁物です。離乳食後期から完了期になると、使う回数も増えてきますので使用量を意識して調理をしましょう。野菜の炒め煮などは、食材をやわらかく調理することができますし、便秘解消にもつながりますので上手に使うと良いでしょう。サラダ油は賞味期限が長く設定されているため、開封しても長く使えると思われがちですが、風味や調理によっては本来の機能が保たれない場合があります。幼児食でサラダ油を使う時期になりましたら、自宅で使い切る期間を考え購入するサイズを選ぶと良いでしょう。

サラダ油を使った幼児食について

離乳食中期

7カ月頃から、赤ちゃんは自分の手でつかんで食べてみたいなと思うようになります。まだ固いものは上手に口の中で潰して飲み込めませんので、やわらかいおやきなどがおススメです。フライパンにサラダ油を薄くのばして、おやきを焦げないようにゆっくり焼くと良いでしょう。おやきを作る時は、大人用は別にわけて明太子やシーチキン、お漬物などを入れて味を濃くするとおつまみやおかずになります。

☆かぼちゃと豆腐のおやき☆

蒸したかぼちゃを潰し、豆腐と片栗粉を混ぜ合わせ小さく小判形に整えフライパンで焼きます。豆腐にはタンパク質があり、栄養価が高いおやつです。簡単な食事にもなります。さつまいもで作っても美味しいです。

☆じゃがいもとしらすのおやき☆

じゃがいもを茹でてなめらかになるようにつぶします。しらすを混ぜ合わせ、形を整えフライパンで 焼きます。しらす以外でも、赤ちゃんに食べさせたい食材を一度茹でてから小さく刻んで混ぜ合わせると味に変化があり喜びます。ひじきやにんじんなども美味しく食べられます。

離乳食後期~完了期

1才頃からは揚げ物なども食べられるようになりますので、味付けなどを薄味にして大人と同じコロッケやフライを作ってあげると喜びます。お肉などは噛みきれないこともありますので、白身魚やさつまいも、じゃがいもなどから始めると良いでしょう。鶏のミンチと豆腐を使ってやわらかいチキンナゲットなど、工夫次第でメニューが増える時期です。