生後1歳から1歳半で、ごはんが1日3回、おやつを2回食べるようになったら、離乳食完了といえます。

母乳やミルクは、もう必要ありません。飲みたがったら与えてもかまいませんが、母乳やミルクは栄養補給のために飲むのではなく、楽しみとして飲むだけです。

完了時期はあくまでも目安です。多少遅れていても、心配することはありません。むしろ離乳が完了したからといって、いきなりなにもかも大人と同じにしてしまったら、そちらのほうが問題です。

まだ消化能力は未熟であることを、忘れないでください。調味料の過剰使用も気をつけましょう。ソースや漬けしょうゆは、できれば使いたくないものです。

離乳完了期は卒乳時期

1日3食、しっかり食べられるようでしたら、卒乳時期です。この頃になると、母乳もその役割を終え、栄養分はなくなってきます。あまりでなくなり、お母さんもつらくなってきた頃でしょう。

うまく卒乳するこつは、日中、体を使って思い切り赤ちゃんを遊ばせることです。満足するだけの量の食事が食べられていれば、夜は自然とぐっすり眠ってくれるでしょう。

日中の授乳はもうないと思いますが、もしまだ続いているようなら、スキンシップを使った遊びや、見た目も楽しいおやつなどで気を逸らし、まず日中から母乳離れを開始しましょう。

ミルクだった赤ちゃんは、フォーローアップミルクへの切り替え時です。フォーローアップミルクは、栄養補給の意味で飲むようにすすめられますが、3食のごはんとおやつで、十分に栄養がとれているようなら、無理に飲ませる必要のないものです。

牛乳アレルギーがなければ、牛乳を飲むこともできますから、新たに大容量のものを購入するのは、少し考えたほうがいいかもしれません。

おやつもごはんの一部

おやつが2回というのは、この時期の赤ちゃんが、エネルギーを蓄えておけないからです。動き回るだけでなく、成長のためにもエネルギーや栄養素は必要です。1度の食事で、小さな胃袋に入る分だけでは、すぐに足りなくなってしまうのです。

離乳完了期には、おやつも食事の1つととらえ、栄養のあるものを工夫しましょう。市販のお菓子だけ与えるのではなく、果物やヨーグルトもあげてください。

作り置きもできる簡単おやつ

○カリカリササミスティック

軽く塩しただけのササミを、低温のオーブンでじっくり焼きます。フライパンにアルミシートをしいて、焼いてもかまいません。水分が抜けてカリカリになったものを、おやつのときに囓らせましょう。

○ローストバナナ・ローストアップル

バナナやリンゴを、バターで焼きます。仕上げに好みでシナモンパウダーをふります。バナナは日持ちしませんが、リンゴは数日もちます。甘みが増して、おいしくなります。

○ホットケーキミックスで簡単クッキー

ホットケーキミックスを硬めに溶き、コーン、枝豆、カボチャ、チーズなどを入れて、薄くのばしてオーブンで焼きます。これもフライパンで焼いてもかまいません。

料理はまだまだ薄味で

なんでも食べられるようになりましたが、料理はやはり薄味でのままが理想です。大人のものと、うまく取り分けして工夫してください。

甘い、辛いの好みは、どんどん進行してしまいます。将来のためにも、薄味でいきましょう。