ヨーグルトは数ある乳製品の中でさっぱりした口当たりで食べやすいものです。牛乳は嫌いでもヨーグルトは好きというお子さんは多いのではないでしょうか。幼児食では、1日に乳製品等を牛乳コップ2杯分程度取らなければならないとされています。そこでヨーグルトを使って変化を出してみませんか。プレーンで食べる以外に色々な食べ方があるのでご紹介します。

ヨーグルトの栄養と効能

ヨーグルトは牛乳を乳酸菌を発酵させたもので、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB2、カルシウム等を含んでいます。さらに乳酸菌により、脂肪分やたんぱく質を分解するので、消化吸収のいい食べ物になります。この乳酸菌は整腸作用があり、便秘、下痢の解消や肌荒れ等の解消にも役に立ちます。またカルシウムが含まれていることから骨の強化、骨粗しょう症の予防にもなります。ヨーグルトに含まれるビフィズス菌には大腸がんの予防の効果もあるので、ヨーグルトは栄養抜群な食べ物と言えるでしょう。

ヨーグルトの効果的な食べ方

それでは栄養を最も吸収するにはどのようにして食べればいいのでしょうか。乳酸菌は胃酸に弱いとされていることから、食後に食べることがおすすめです。しかし幼児食ではおやつに食べることをお勧めします。1日3回の幼児食で摂りきれないのが乳製品ですが、それを補食のおやつとしてヨーグルトを食べると1日の栄養バランスがとれるようになり、とてもいいでしょう。

ヨーグルトレシピ

ヨールグトをそのまま食べるのもいいですが、いつもそれではつまらないです。そこで、少し変わったレシピをご紹介します。

○バナナヨーグルト
ヨーグルトとバナナを混ぜて甘めのヨーグルトのおやつはいかがでしょうか。コーンフレークのサクサク感が食欲をそそります。

材料
 ヨーグルト 100g
 バナナ 1本
 コーンフレーク 10g(お好みで)

作り方
 ヨーグルトとバナナをミキサーに入れ撹拌する。
 それをボウルにいれ、お好みでコーンフレークをトッピングしたらできあがり。
 甘みを足したいときはハチミツやメープルシロップをかける。

○フローズンヨーグルト
夏にはさっぱりしたフローズンヨーグルトがお勧めです。シャーベットやアイスクリーム感覚で食欲のないときにも最適なおやつです。

材料
 ヨーグルト 150g
 ハチミツ 15g

作り方
 ヨーグルトとハチミツをボウルに入れよく混ぜる。
 冷凍庫で1〜2時間ほど冷やす。
 お好きな分だけボウルに入れてできあがり。

○ヨーグルトでチーズケーキ
誕生日や何か特別なときにチーズケーキはいかがでしょう。生クリーム不使用で、甘さも控えめなヘルシーなチーズケーキができあがりました。ぜひお試しください。

材料
 ヨーグルト 400g
 クリームチーズ 200g
 砂糖 50g
 卵 2個
 小麦粉 大3
 レモン汁 大3

作り方
 ヨーグルトを一晩水切りしておく。
 オーブンを170度に予熱する。
 ミキサーに全ての材料(水切り後のヨーグルトを含む)をいれ、なめらかになるまで撹拌する。
 クッキングシートをひいた型に撹拌した生地を流し込む。
 表面が均一になるようにならしたら予熱しておいたオーブンで1時間焼く。
 型から取り出してできあがり。

最後に

以上、ヨーグルトレシピをご紹介しました。このほかにもヨーグルトはバターや生クリームの代わりにマフィンやケーキを作るのに使えますし、マヨネーズ代わりにポテトサラダやかぼちゃサラダに入れたりできます。ヨーグルトは色々なところで使える優れものです。冷蔵庫にプレーンヨーグルトを常備しておくと何かと便利です。また、ヨーグルトには甘みのあらかじめ入ったものがあります。それですと、砂糖が多く使われているので、もし味の付いたヨーグルトを幼児食としてあげるときは、ヨーグルトの量を調整するか、ベビー、幼児用のヨーグルトをあげるといいでしょう。毎日の幼児食に取り入れるためにもヨーグルトを常備しておくといいでしょう。