ふりかけはご飯のお供の万能アイテム。あまり食べない子供でもふりかけがあれば食べられるということがあると思います。しかし、市販のふりかけを幼児食として使うのには塩分や食品添加物、着色料やレルギー等の面で心配です。そこで手作りふりかけを作ってみましょう。フードプロセッサーを使えば簡単にできますし、フライパンでもお手軽にできます。
手作りふりかけレシピ:幼児食対応
やはり自分で作るふりかけのほうが何が入っているかわかりますし、塩分等の調整もできるので安心です。ふりかけはご飯だけでなく、サラダや豆腐などにかけてもおいしいのでとても万能な食材になります。
○鰹節ふりかけ
カルシウムや鉄分たっぷりのふりかけです。普段の食事で気をつけないと摂り忘れてしまうこの栄養素がたっぷり入ったふりかけで子供の成長を助けましょう。
材料
鰹節 120ml
焼き海苔 1枚
桜エビ 大4
ごま 大1と1/3
きな粉 大1と1/3
緑茶 小2
塩 小1/2
作り方
全ての材料をフードプロセッサーに入れ細かくなるまで攪拌する。焼き海苔はあらかじめちぎって入れるとやりやすい。
出来上がったふりかけを蓋つきのタッパーに入れて冷蔵庫で保存する。
○小松菜としらすのふりかけ
小松菜の緑黄色野菜とカルシウムたっぷりのしらすの組み合わせは鉄板もの。子供もご飯と一緒ならぱくぱく食べてくれること間違いなしです。
材料
小松菜(ほうれん草でも良い) 1束
しらす 300g
鰹節 1袋
ごま 小2
砂糖 大1/2
カツオ顆粒だし 小1
作り方
小松菜(またはほうれん草)を茹でみじん切りにする。
ごま油をひいたフライパンで水分がなくなるまで小松菜を炒める。
そこにしらす、砂糖、カツオ顆粒だしをいれさらに炒める。
しっかり混ぜ合わせたら火をとめて鰹節とごまをいれ香りを足して出来上がり。
○ピーマンふりかけ
子供たちに嫌われてしまう野菜がピーマンですが、ビタミンが入っており食べて欲しい食材です。そこで甘めの味付けのふりかけにすることで食べやすくしました。
材料
ピーマン 4個
パプリカ(赤でも黄でもお好みで) 1個
鰹節 2袋
ごま 大2
しょうゆ 大2
みりん 大2
作り方
ピーマンとパプリカをみじん切りにし、ごま油を熱したフライパンで炒める。
水分がとんだら鰹節、ごま、しょうゆ、みりんを加えよく混ぜ合わせる。
ピーマンがカリカリになるまで炒めたら出来上がり。
市販のふりかけは何がいいの?何歳からいいの?
ふりかけの成分を見ると、何かわからないものがたくさん書いてあります。大人も食べるようなたいていのふりかけには食品添加物がたくさん含まれており、幼児食としてあげるには適しません。もし市販のものを使用する場合には原材料をみて、それがシンプルなもの、聞いてもわからないようなものが入っていない無添加のものをお勧めします。ただし、市販のものは味が濃く、小さい赤ちゃんの胃で消化するには時間や負担がかかるので、あげるのは2歳を過ぎてから少しずつとしたほうがいいでしょう。もしそれ以前にあげさせたいという場合には、ベビーフードのコーナーで探すことにしましょう。ベビーフードの味付けは薄く、食品添加物も少ないので普通のふりかけより安全です。