幼児食に移行し、完全な3回食になると、やはり幼児食分だけ作るのは大変です。そこで、毎日作るお味噌汁で簡単にとりわけ幼児食を作るようにしましょう。色々な種類の具材を入れることによって栄養もとれますし、お味噌の味で子供たちもパクパク食べてくれること間違いなしです。
味噌の栄養
味噌汁に使われる味噌は大豆の発酵食品で、アミノ酸やビタミンが多く含まれています。アミノ酸には生命を維持する細胞を作ってる大事な栄養素で、また、ビタミンはエネルギーをタンパク質に変える重要な役割を担っています。ですので、毎日味噌汁を飲むことはとてもいいことなんです。
でも塩分が気になる?
しかし、味噌に含まれている塩分を気にする人も多いですし、最近では減塩味噌等の商品も出てきてきます。しかし、お味噌汁1杯に含まれる塩分量はおよそ1.5gと言われており、インスタントラーメンやカップうどん等には同じ量に5.5gほど含まれているので、だいぶ少ないことになります。それでもやはり塩分が気になるという方は少なめに使うといいでしょう。特に幼児食期の子供には少しの量でも十分な味が楽しめます。大人より少なめに、と気をつけていれば間違いがないはずです。
味噌汁レシピ
○いろいろ野菜の味噌汁
冷蔵庫に残っている野菜を使った味噌汁です。大人も子供も満足する具沢山な内容です。
材料
だし汁 300CC
味噌汁 大1弱
残り野菜(大根、キャベツ、にんじん等)適量
作り方
残り野菜を食べやすい大きさにカットする。
鍋にだし汁と具材をいれ具材が柔らかくなるまで煮る。
柔らかくなったら火をとめて味噌をいれて出来上がり。
大人分で薄味だと思ったらその分少し味噌をたす。
○トロトロえのきと卵の味噌汁
旨味がたっぷり凝縮された味噌汁です。トロトロに仕上がるの子供も食べやすいです。
材料
えのき 100g
玉ねぎ 1個
にんじん 2センチほど
のり 1枚
卵 1個
万能ねぎ 適量
顆粒だし 適量
味噌 大1(水の量にあわせて)
作り方
それぞれの具材を食べやすい大きさに切っておく。
鍋に水とえのき、玉ねぎ、にんじんをいれ、具材が柔らかくなるまで煮る。
柔らかくなったらちぎったのりとといた卵をいれる。
そこへ味噌を半分いれ、幼児食分はできあがり。
大人分はさらに味噌を足しできあがり。
お好みで万能ネギをトッピングして召し上がれ。
○とりわけ味噌汁、大人はチゲ風
大人用は辛味を足してチゲ風の味噌汁、子供は普通の味噌汁になります。出汁も和風顆粒出汁ではなくダシダを使うので一味違った味噌汁が楽しめます。
材料
白菜 2枚程度
ほうれん草 2束
にんじん 3センチ
えび 5尾程度
豆腐 100g
魚のすり身 50g
えのき 100g
ダシダ 大1
酒 少々
みりん 少々
味噌 適量
コチュジャン 適量
にんにく(すりおろし) 適量
作り方
野菜と豆腐を食べやすい大きさに切る。
鍋にダシダと野菜をいれて煮る。
さらに魚のすり身、エビをいれて煮込む。
野菜が柔らかくなったら味噌、酒、みりんを入れる。
酒、みりんのアルコール分を飛ばした後えのき、豆腐を入れる。
幼児食分はここでできあがり。
大人用にさらにコチュジャン、にんにくで味付けをして出来上がり。